2019年用の手帳を買ってきました。
と、言っても、ただのロルバーンのノートですが。
わたしの手帳ジプシーの歴史は長く、いろんな手帳、いろんなタイプを使ってきました。
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様々な手帳を使い、手帳売場も何時間も彷徨い、2019年版はとうとう「これだ!」と思うものに巡り会えませんでした。
… 市販品を諦めました。
そう。
このロルバーンのノートでオリジナル手帳を作ってみようと思うに至りました。
10年愛用した「ほぼ日手帳」を使い続ける理由がなくなった
手帳ジプシーだったわたしが、唯一長期間使ったのが「ほぼ日手帳」です。
2018年版まで10年間使い続けていました。
それまで毎年のように手帳を変え、ジプシーしてきたわたしにとって、「ほぼ日手帳」は求める手帳の条件を最も満たす安住の地でした。
ところが、その安住の地にも変化が訪れました。
デジタルツールの利用です。
元々スケジュール管理はGoogleカレンダーを愛用していて、ほぼ日手帳には、「その日に思ったことを書く」という手書きの部分を担ってもらっていました。
ところが、2018年はほとんど書き込むことがなくなりました。
ブログで日記記事を書くことが、代用になっちゃって、よっぽどのことがなければ「ほぼ日手帳」に書くことがなくなってしまったんです。
2018年の下期、「ほぼ日手帳 avec」は、ほぼ真っ白なまま手元にあります。
うーん。
安価ではない「ほぼ日手帳」が半年白いと、さすがに翌年も使おうかどうかと疑問を持ちはじめました。
週間バーチカルをGoogleカレンダーで運用しはじめた
それでも、今までは、ほぼ日手帳には「週間バーチカル」ページという大きなメリットがあったんです。
佐々木かをりさんの「アクションプランナー」を使ったのがきっかけで、以来、週間ページはバーチカルタイプであることが、手帳選びの条件のひとつになっています。
今までは、「週間バーチカル」ページがある手帳しか探してきませんでしたし、「ほぼ日手帳」使ってきたのは、これがあったからでした。
さらに、今年のはじめ、「逆算手帳」認定講師の木村聡子さん主催の「デイリー・ウィークリー活用セミナー」に参加して、ますます週間バーチカルタイプを使う重要度が増し、今年の前半は、「逆算ウィークリー」も活用していました。
ところが、Apple Watch 4を購入したことで、スケジュール管理はデジタルが超便利だということに改めて気づいてしまったのです。
デジタルのいいところは、コピペ、カットペが効くこと。
変更になった予定や、消化できなかったタスクを簡単に移動できてしまいます。
これは紙の手帳にはないデジタルだけの手軽さです。
iPhoneで長年使ってるカレンダーアプリ「さいすけ」では、この移動作業がドラッグ&ドロップでできちゃうから、超ラクチンで。
紙の手帳で、フリクションで消して書き直してってやってるより、はるかに早くて、汚くならない。
で。
Apple Watch 4を購入してからは、スケジュールに加えてタスクもGoogleカレンダーで管理するようなりました。
Googleカレンダーにタスク管理専用のカレンダーを作り、その「タスク カレンダー」を週間バーチカルで表示するようにしたんです。
これがなかなかイケてて。
今までは紙の手帳に書いてデスクに開きっぱなしにしていたその週の「週間バーチカル」ページは、パソコンやiPhoneでも、パソコンで開きっぱなし表示に。
なにより、「週間バーチカル」ページを作る時間が短縮されて、手間が減りました。
こうなったら、「ほぼ日手帳」が担う部分がなくなってしまいました。
ガントチャートもデジタル(Excel)で
2017年、2018年は「ほぼ日手帳」と、「逆算手帳」も併用していました。
「逆算手帳」には1ヶ月を見開きで使えるガントチャートのページがあります。
これが便利でね~
空き時間をパッと一目で把握でき、全体を一目で把握したいわたしにはピッタリ。
スケジュールのプランニングにはもってこいなんです。
すっかり愛用者になりました。
2018年上期は、そりゃあせっせとガントチャートを作って(書いて)ましたよ。
ところが、このガントチャートもExcelで関数使って作ったら、非常にラクチンで、手で書くのをやめてしまいました。
必要な部分だけ印刷して、手帳に貼るだけで済みますもん。
変更だってデジタルならサクサクですし。
ここまできたら、紙の手帳でカバーしていた部分をすべてデジタルで担うことができ、紙の手帳を使うメリットがなくなってしまったのです。
スケジュール管理・タスク管理はデジタルで、ビジョンをプランニングする部分は手書き(紙)でやってみる
Googleカレンダーで、スケジュール管理とタスク管理を一元化し、ガントチャートはExcelで作成・印刷する。
今年は、紙の手帳でやっていたことのほとんどをデジタルツールでやるようにしました。
でも、逆算手帳のもっとも良いところ「ビジョン」と年単位まで落としこんでくる「プランニング」の部分は手書きでやりたい。
ここは、感性の部分なので、デジタル化「したくない」んです。
LPLに接していると、毎年のように「やりたいこと」は変化しながらも、ちゃんと浮上してきます。
それを、現実に落とすためのツールとして、逆算手帳の「ビジョン」と「プランニング」の部分は非常に相性がいい。
ここの部分をやらないでおこうか、頭の中で済ませようかとも思ったんですが、今はよくても1年という長い期間だと「ビジョン」がなおざりになる時期は必ずといってある。
だったら、ここはきちんと目に見える形にアンカリングしておいた方がいい。
しかも、「逆算手帳」という型・枠にとらわれず、自分が表現したいやり方でやってみたい。
型や枠があると、どうしてもそこにハマりにいこうとしてしまうクセもある。
いっそのこと、何の枠組みもない「ただのノート」でやってみよう♪
そう思うに至りました。
まだ真っ新で、頭の中に構想があるだけなのでどんなものができるか、どんな運用ができるかはわたしにもわかりません(笑)
LPLメソッドのひとつである「感性ビジョンコーチング」を、手帳に落とし込むような形になるのかなぁ とも思います。(これができたら面白いなぁ)
とにかくやってみよう! の精神で、2019年の手帳は、なんの変哲もない「ただのノート」で挑戦してみようと思います。
「ただのノート」として選んだのは、デルフォニクスのロルバーン ノート A5
2019年の手帳として選んだのは、デルフォニクスの「ロルバーン ノート A5」
ロルバーンのリングノートはいくつも使ってきた愛用文具のひとつです。
2019年手帳として「ロルバーン ノート A5」を選んだのは、
- 紙質(書き心地・手触りの良さ)
- 紙の色(クリーム色)
- 5ミリ方眼(ノート類は5ミリ方眼を愛用)
- A5(A4を半折りで貼れる)
- 軽い・薄い(64ページ)
という点からです。
愛用しているリング式の方にしなかったのは軽さと薄さを重視したから。
出かけることが多いので、少しでも軽く、薄くしたいんです。
「ロルバーン ノート A5」なら、わずか91g。
「逆算手帳」(183g)の半分、「ほぼ日手帳avec」(272g)の1/3の重さです。
軽いに越したことはなーい!
足りなくなったら買い足せばいいし、その時には過去の分は持ち歩く必要はないですしね。
この先このノートと、デジタルツールを使って、どうなってゆくかとても楽しみです。
決まった型がないので、1月からどんどん変化・進化させながら、自分のものにしていこうと思います♪