夏越(なごえ)の祓いに、東京・大門にある芝大神宮に行ってきました。
「夏越の祓い」って何だ??
東京へ移動する新幹線の中で偶然読んだ記事に「6/30は夏越の祓いです」と書いてありました。
夏越の祓い?
なんだ、それ??
と、いうわけで、調べてみると、大晦日の夏版だとわかりました。
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確かに、大晦日には新年を迎えるにあたって心身ともに清めるけれど、その夏版があるとは知らなかった。
古来から、半年に一度こうやって穢れを祓い清めてきたんですね。
知ったからには、即実行!
6/30当日にこの記事に巡り合ったのも何かのご縁。
東京に着いてから時間にゆとりがあったので、新幹線の中であれこれ検索して行き先を決めました。
関東のお伊勢さま・芝大神宮
検索の結果、参拝先に選んだのは芝大神宮です。
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芝大神宮は地下鉄「大門」駅のすぐ近く。
ここなら東京・品川駅からそんなに離れていないし、目的地にもアクセスしやすい。
さらに、選んだ理由に、参拝させていただくなら、それなりに由緒あるところを選びたかったのもあります。
芝大神宮は創建千年を越え、歴史もあり、源頼朝や徳川幕府の篤い信仰も受けている由緒ある神社です。
そして、御祭神は天照大御神と豊受大神。
伊勢神宮と同じなんですね。
「関東のお伊勢さま」と親しまれ、安藤広重の錦絵にもたくさん残されているそうです。
お伊勢さんとご縁が深いわたしとしては、これは行かなければ!
品川駅で新幹線を下り、京急線に乗り換えて大門駅へ向かいました。
茅の輪くぐり!
大門駅から芝大神宮まで、実は迷いました(笑)
地図を見ず、カンで当てずっぽうに歩いてたら、行き過ぎて隣の駅まで歩いてました。
雨の中、重い荷物持ってアホです(笑)
大門駅から徒歩1分は本当でした。
帰りに最短で歩いて苦笑しちゃいました。
正面階段の中ほどに、茅の輪(ちのわ)が。
あーーー!
子供の頃、近くの神社で毎年やってた茅の輪くぐりって、夏越の祓いだったんだ。
そっか。
はじめて繋がりました。
御祭神と一緒に合祀されてる中に、源頼朝と徳川家康もいます。
本殿の脇に夏越の祓いのための人型の紙もありました。
夕方からの神事には参加できないので、こちらにも納めさせていただき、この半年の祓い清めを託してきました。
お参りしている間に、ピピッと閃くものがあったので、ご縁結びの絵馬も奉納してきました。
こういうピピッという閃きは大切にしています。
蒔絵のおみくじがあったので、この先半年間はどうあればよいか? と問いを立てて引いてみました。
「和」ですって!
読んだ瞬間、鳥肌が立ちました。
常に意識できるように、ほぼ日手帳avecに貼りましたよ。
知って即実行、行き当たりばったりの参拝でしたが、やっぱりこういった場所に身を置くだけで違いますね。
なんだかスッキリした心持ちになりました。
リフレッシュした感じです。
この感覚が心地いい。
来年からも「夏越の祓い」、忘れずにやっていこうと思います。