レゾナンスリーディングを実践しはじめて、年間25冊読むのが関の山だったのが、4か月で40冊読めるようになりました。1か月で約2冊だったのが10冊読めるようになって、年間100冊読むのも夢ではなくなったんです。
このレゾナンスリーディングの実践テクニックが詳細に書かれている書籍が、『1冊20分、読まずに「わかる!」すごい読書術』です。
レゾナンスリーディングを習得して革命的だったのは、「本を読む」とはどういうことなのか、その設定が根底から変わったこと。
多くの人は、本の最初から1字1句を追っていく「通読」が読書だと思っているんじゃないでしょうか。
「ナナメ読み」なんかだと何かを読み残しているような不安と物足りなさがあって、私はできない人でした。
速読も同じ。
「通読」以外の方法に抵抗があったんですよね。小学校の時からこの方法でしか学びませんし、国語の授業と言えばまさに1字1句を追っていきますよね。だから「通読」以外の方法で、本のことが理解できるか不安だったんです。
ところが、レゾナンスリーディング基礎講座の時、開発者の渡邊さんに「本は1回読んだだけで理解しなくていいんです」と言われて「はっ!」としました。
確かに「通読」している時って、読み残さないように1字1句真剣に、時間をかけて読んでいくわりには、読み終わった後に残ったものはなんだか漠然としているんですよね。
読書メモを取ったりするけど、響くところが多すぎると、かえって釈然としない感じだったり。
渡邊さんはそんな「通読」に対するモヤモヤ感をたった一言で払拭してくれたんです。
そうじゃん、1回読んだだけで理解しようとするからムリがあるんですよ。逆に1回の読書で何か1つ掴めればいいじゃん!
その「たったひとつ」を短時間で掴むことができるのがレゾナンスリーディングなんです。
レゾナンスリーディングは本当に1冊を20分で読めてしまうので、読み直すことも苦でなくなります。同じ本を複数回読んでも拾えるキーワードが違うから、また面白い。
たくさんの本を短時間で読めるから、同じような分野の本を続けて読むこともでき、いろんな著者さんの考えを比較ながら自分の考えをまとめていくようなことも苦労なくできるようになりました。
「通読」しか知らなかった頃は、読むだけで時間がかかってしまって、ここまでたどりつくのが大変でしたから。おかげさまで大学の教科書になっているような専門書でも、面白いように読めてしまうので、読んでいて楽しいんですよね。
レゾナンスリーディングを実践していると本を読むことに抵抗がなくなるので、課題図書だったり、分厚い専門書でも余裕をもって取り組めます。
本を読んで、中身を理解する仕組みがしっかりしているから本が読める自信につながっていきます。
読み方だけでなく、レゾナンスマップという「読書録」が残るので、後から見直すのも簡単だし、これさえあればすぐに本の内容を思い出せます。
さらに、本を読んだあとの行動計画までが一連になっているのもいいんですよ。それもマップを見れば即座に思い出せるのがいい。
物忘れの激しい私にはもってこいです(笑)
開発者・渡邊さんご自身が書かれた『1冊20分、読まずに「わかる!」すごい読書術』は、はじめてレゾナンスリーディング触れる方でもすぐに実践できる内容だと感じました。
基礎講座で学んでいたのにすっかり忘れていたことも思い出せました。
「そんな、20分で本なんて読めないよ!」
半年前までそう思っていた私が5冊も実践すればできるようになりました。まずはこの本を読んでみるだけでも、読書への苦手感は減ると思います。(^^)
そして読書が1冊20分で終わることで、いままで読書に費やしていた時間がまるっと空きます。
そう、「時間を生む」読書術でもあるんですよ。その「空いた時間で何をするか」でも人生が変わってゆきますね。
著者 渡邊 康弘さんの公式サイト
レゾナンスリーディングの公式サイト