オオキンケイギク きれいだけど特定外来生物 広げないためにタネをつける前に駆除に協力しよう

川の法面や道端などを黄色に染めている花を見かけたことはありませんか?

コスモスに似た黄色い花が5月中旬から梅雨入りの頃まで咲くオオキンケイギクという花です。

群生しているとキレイですし、黄色い花が風に揺れている姿は心和むんですが、実はこの花、環境省が定めた『特定外来生物』なんです。
特定外来生物とは、生態系などに被害を及ぼす可能性があるとして、飼育、栽培、保管、運搬、販売、譲渡などが禁止されている生物です。
つまり、そもそもそこにあった生物の営みを破壊してしまう可能性があるんです。

オオキンケイギクはもともとは北米原産の多年草で、寒さに強く、冬場のグランドカバーに適しているという理由で、栽培・流通していました。
「ワイルドフラワー」という名で販売されていたこともあったようです。

しかしその強さが半端なかった。
いったん定着すると、もともとそこにあった野草たちを駆逐し、一帯の景観を一変させてしまうくらいの強さを持っていたんです。
我が家の近くでも今年はかなり広がっており、その元気っぷりにちょっと驚きました。

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でも、「きれいだなぁ~」と持ち帰ってきたり、ご自宅の庭に植えたりすることはやめましょう。

オオキンケイギクは特定外来生物に指定されて10年になるので、自治体によっては積極的に駆除をすすめています。

強力な繁殖力を断ち切るために、タネをつける前に駆除するのが一番です。
花が咲くと見分けもつくので、ご近所で見かけたら駆除してしまいましょう。
多年草なので、根こそぎ抜いてくださいね。
生きたままの移動、保管が禁止されているので、枯らしてからゴミとして処分します。
(処分のしかたはお住まいの自治体に従ってください)

オオキンケイギクが自分で日本にやってきたわけではなく、人によって持ち込まれ、日本の環境がぴったり合っちゃったんですね。
気の毒ですが、そもそもそこに生息していた植物や昆虫が生きていけなくなるのは、日本の自然環境を日本にもともといなかった生物たちで塗り替えてしまうことになります。
「キレイ」「かわいい」「珍しい」といった理由で、安易に海外の動植物を身近におくのには注意が必要ですね。

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和名
オオキンケイギク
学名
Coreopsis lanceolata
科名
キク科
原産地
北アメリカ
特徴
キク科の多年生草本で、高さは30㎝~70㎝程度
開花期は5~7月、とても強靱で繁殖力が強い

詳しい情報は、環境省 九州地方環境事務所のサイトがわかりやすいです。

九州地方環境事務所_外来生物対策-オオキンケイギクについて

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