2007年にはじめたブログ『ずっと』は押尾コータローさんのインディーズ曲のタイトルからいただいています。今もそのタイトルを引き継いでいますが、これからの自分のためにブログタイトルを変えることにしました。
その前に『ずっと』への想いを綴ってみました。
カーラジオから流れてきた『ボレロ』に電撃をくらい、ライブ通いをはじめる
私が押尾コータローさん(以下、敬愛の念を込めて「コーちゃん」と呼びます)の曲に出会ったのは、おそらく2004年のことだった思います。
カーラジオから流れてきたラヴェル作曲の『ボレロ』に電撃のような衝撃を受けました。
何なのこれ。。。
元々はバレエ曲で、クラシック音楽好きだった頃にはカラヤン指揮/ベルリンフィルの演奏をよく聴いていました。特徴的なリズムを聞けばすぐにわかるほど、好きな曲でした。
それを、ギター1本でアレンジですと?!
今でも聴くと鳥肌が立ちますが、初めて聞いた時はただただ茫然。
その衝撃を確かめたくて、ライブに行きたいと思い続け、実現したのは2005年10月でした。
インストゥルメンタルなのに、なんなの!この楽しいライブ!!
すっかり虜になり、以来ライブ通いがはじまります。一番多く行った年で年10本。
我ながらよく行ったもんです。
夢を諦めるなよ!の言葉を繰り返し聞いて、自分の夢について考えはじめる
当時、コーちゃんはライブで必ずと言っていいほど、『夢を諦めるなよ!』そんな言葉を言い続けていました。
繰り返しその言葉を聞くうちに、『私の夢ってなんだっけ?』と考えるようになりました。
私の「夢」。。。
何度も何度も聞くうちに、いつしか「夢」について想いを巡らせていないことに気づき、「夢」という言葉そのものを失っていたことに気づかされます。
『これでいいの? 』
コーちゃんから聞く度に自分に問い続け、いつしか、自分の「夢」であったことが何ひとつ実現していない現実と向き合うことになります。
『あの頃描いていた夢は諦めていいのか? 実現できなくてもいいのか?』
『まだ諦めなくてもいいんじゃないか。』
『諦めることなんてない。形を変えてでも実現したい』
何度も何度も聞くその言葉に最初は『もういいいよー それ』と思っていたのが、『うん。諦めない。実現するよ』に変わりました。
その想いが今の私の原動力です。
いつしか「夢」を実現して、コーちゃんに報告するのが、新たに加わった「夢」でもあります。
押尾コータロー友が欲しくてはじめたブログ
2008年7月、ブログをはじめたのはコーちゃんのことを話しあえる友達が欲しかったからです。
まだまだ知名度が低く、身近にコーちゃんのことを話せる友達がいなくて、溢れるコーちゃん愛を語り合える友達が欲しかったのです。
おかげさまで、ご縁あってたくさん方と友達になることができ、あちこちへ1人でライブに行っても誰かは知ってる人がいる。そんな友達が全国にできました。
それを繋いでくれたのがブログ『ずっと』でした。
今でこそ当時ほど熱心にライブ通いはしていませんが、それでもライブや旅行であちこちに行けばお会いできるたくさんの友達がいます。
ブログを通して繋がってくださったみなさんとこれからも「ずっと」繋がっていきたい。
繋がっていただいたみなさまに感謝です。
あれから10年 夢に向かって歩みはじめている自分がいる
11年前、ラジオから流れる『ボレロ』を偶然聞いて衝撃を受けたことも、ライブに通うことで自分の想いが変わっていったことも、今から考えれば全部つながっているんだなぁと思えます。今の私がいるのもコーちゃんのおかげ。この10年で私は人生の舵を大きく切りました。
山登りに例えれば、これだと信じて歩き続けてきた道から、とある分岐点から別のルートへと大きく目指す峰を変えたようなものです。その分岐点がコーちゃんとの出会いでした。迷ったり、回り道もしていると思います。でも、今は自分がめざすものはこれでいいと言い切れる。そんな強さもコーちゃんの姿から学びました。
コーちゃん自身もまた、自分の「好き!」という想いを貫きとおした人。まわりになんと言われようとギターへの愛情一筋でここまできた人です。自分の好きなことで突き抜ける。それを体現してくれています。
あれから10年経って、今また分岐点に差しかかっているようです。
分岐点にさしかかって、ブログの在り方もかえてゆくことになりそうなので、思い切ってブログタイトルを変えることにしました。独自ドメインを取って、WordPressで書き始めた時に、いつかは変えるんだろうな、と感じていたので抵抗はありません。ただその前に、自分のために『ずっと』への想いは綴っておきたかったのです。
これからもコーちゃんを励みに、自分の道を『ずっと』歩いていきたい。それはブログタイトルを変えても変わることはありません。
新しいブログタイトルは?
ムフフフフフ。( ̄+ー ̄)
それは次回のお楽しみ!