国連総会は3月1日、「生態系回復の10年」を宣言しました。
このニュースの中に、
国連環境計画(UNEP)の発表によると、陸上生態系や海洋生態系の劣化により、世界32億人のウェルビーイングが低下し、世界のGDPの10%に相当する生態系サービスが損なわれている。
とあります。
生態系サービスって何? っていう人はWikipediaを見てみてね。
別の調査で、人類は環境劣化の結果として、2007年から2011年の間に、年間で約20兆米ドルの生態系サービスを失ったというデータもあります。
20兆米ドルってどれだけなの? って文字だけ見てもわからないよね。
世界全体のGDPは、年間約75兆米ドルと言われています。
この数字と比較してみるとわかるかな。
比較してみると、どれだけ生態系サービス、自然環境、地球から恩恵を受けているか想像できるよね。
地球に元々ある自然環境に、どれだけ依存し、恩恵を受けているか。
地球そのものが世界経済をどれほど支えているか、わかるよね。
企業が、人間が、地球の生態系サービスに対価を払うとしたら、どれだけの規模になるか想像してみて。
とてつもない恩恵を受けてるんだよね。
それが、いま、猛烈なスピードで失われていっています。
このニュースに期間は書かれていないけど、世界のGDPの10%に相当する生態系サービスが失われた。
このペースでいくと何が起きるのか?
大人なわたしたちには想像できるはず。
無償のように、生態系サービスをただ使っているだけじゃ、この数字は回復しません。
大きな数字を見ると、一人じゃ何にもできない気がするかもしれないけど、逆ですよ。
ひとり一人が、気にかけて、小さなことでも実行し、それが積み重なれば大きな数字になります。
まず、できること。
それは、地球からこれだけの恩恵を受けていると自覚することから。
そんなんでいいの?
いいんです!(笑)
最初はそれでもいいんです。
意識をまず変える。
変えた意識を持続させる。
意識が変われば、今まで目につかなかったことが、目につくようになります。
目につくようになれば、行動も自然と変わります。
これは、地球に元々ある自然環境に負荷を与えていないか。
生態系サービスに負担になってはいないか。
地球が今の状態から悪化していくことで、何が困るかって、わたしたち人類が今の生活を維持できなくなることが問題なのです。
そのために、生態系サービスを回復させることがどれだけ効果があるか、1日1分、お風呂に入っている時でもいいから考えてみよう〜
あ。
時間なので、今日はここまで♪
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