『地球という ひとつの生命体』
『地球は生きている』

この言葉を聞いてどんなことが浮かびますか?

地球というひとつの生命体

『地球をひとつの生命体』としてとらえる考え方をガイア理論といったり、ガイア仮説と言ったりします。

発表当時はかなり批判されたようだけれど、科学的なお堅い話がしたいわけじゃないので、ここではガイア理論(仮説)についての説明は割愛するね。

地球のことを考える時、「地球というひとつのシステム」として考え方に立った方が、理解が進むことがたくさんあります。

たとえば、気候の話。

地図上には、「国境」という線が引かれ、「国」がある。

ところが、空には「国境」とか「国」を分ける境目はない。

地球を包む大気という層があるだけ。

近頃、目にするようになった気候変動という言葉。
気候変動を考える時、国という単位ではなく、地球というひとつの単位でとらえなければ、理解するのが難しくなります。

気候は、地球というひとつの存在が、大気のバランスをとろうとしているシステムといえるでしょう。

実際、天気予報は、地球全体の大気の動きを見て、地形と絡めて予測されているものです。

長期予報なんかは、日本から遥か離れた北極やシベリア上空の様子から、台風情報は太平洋上の様子から予測されています。

ちょうど、今週末に強い寒波が入ってきます。

これも、北極周辺の大気の様子をとらえて予測されているものです。

これを日本周辺の様子だけ見ていては、わかりませんね。

例えていうなら、今いる地点で空を見上げて天気を予測するか、宇宙から地球全体の大気の様子を見て予測するかの違いです。

この宇宙から地球全体を見渡す感覚をいろんなものに当てはめてみる。

すると、見えてくるものが違ってきませんか?

さらに、『地球というひとつの生命体』として宇宙から地球を見てみる。

きっと、地上にいる時とは全く違う視座から見えてくるものがあると思います。

地球は生きている

地球をどうして「生命体」としてとらえるかというと、それは、「地球が生きている」と感じられることがいくつもあるからです。

たとえば、ナショナルジオグラフイックに掲載されたこの記事

地球という大きな視座から見ると、ヒトはどれだけ地球のことをわかっているんだろうね。

地球は生まれてから46億年生きています。

同じ尺度でヒトを見ると、ヒトは2秒しか生きていない。

このとてつもない差。

わからないことばかりで当然だと思います。

この「わからないこと」をわからないなりに理解しようとするとき、『地球をひとつの生命体』だと思うと、すんなりわかるのです。

そして、地球も生きているんだなぁと感じるのです。

前例に上げた気候のことや、地殻変動などの地球そのものの活動を、目にするたびに『地球は生きている』んだ と思えるのです。

科学的に「生きている」かどうかはわかりません。

ただ、地球という存在を維持するために、バランスをとろうと活動しているだろうことは想像できます。

それを「生きている」ように感じるだけのことかもしれません。

『地球は生きている』というとらえ方をした時、見えてくるものが変わってくるのではないかと思うのです。

地球に依存している私たち

地球をひとつの存在として実感する時、私たちは地球に依存して生きているんだなぁとも実感します。

このナショナルジオグラフイックナショナルの記事だってそう。

便利に使わせてもらっているナビゲーションシステムも、地球の磁極が移動してしまうことに影響を受けているからです。

地球というシステム、地球というひとつの生命体の一部として、私たちヒト(人類)は存在しています。

地球がなければ、私たちは生きられません。

地球があっても、それが私たち人類が生存できる環境でなければ、私たちは生きてゆくことが困難になります。

たぶん、人類が滅びても、地球自体にすぐに影響を与えることはないと思います。

実際、この地球上で、何かの生物種が滅びたとしても、それを補完するシステムが働き出し、地球は地球自体でバランスをとろうとしています。

何かの生物種が滅んで困るのは、実は人類だったりします。

地球がバランスをとろうとして変化した環境が、人類の生存に合わなくなる可能性があるからです。

今、地球環境のことが叫ばれているのは、人類の生存、存続に関わるからです。

このままいけば、人類が地球上で生存するのが困難になる時が来るとわかっているからです。

いま、あたりまえのようにある日常が、あたりまえでなくなる日が来ます。

だから、世界中で何とかしようと動いている人達が増えてきているんです。

地球という存在を実感しながら、そのスケール感で地球のことを考える。

地球のことを感じる。

地球を自分の五感を使って感じてみる。

大きな大きな地球を腕の中に抱えるように感じてみる。

地球は生きている。

地球だって生きている。

そう思うと、ひとつの生命(いのち)としての敬意、尊厳を地球に持ち続けたいなぁと思うのです。

地球の息吹

わたしが地球の息吹を日々感じているサイトをご紹介しましょう。

気象衛星「ひまわり8号」の画像が見られるサイトです。

日々移り変わる雲の様子はもちろん、夜明けや日没の頃には、朝焼けや夕焼けする地球を見ることができます。

スマホから見ると拡大することもできるので、地球と宇宙の境目に青い大気の層を見ることもできます。


黄色い線が海岸線を意味しています。
左下に見えているのはニュージーランドですね。

こうやって見ると、地球って本当に美しい。

漆黒の宇宙に輝く、青い宝石だと思います。

刻々と変化してゆく雲の様子を見ていると、同じ姿なんてひとつとしてない。

変化し続けるってまさに生命そのもの!

『地球は生きている』

この感覚を持ちながら、地球のこと、世界のこと、自分のこと、自分のまわりのこと、考えてゆきたいですね。

この記事を書いた人

みうら 雪絵

みうら 雪絵

心理カウンセラー/
ネイチャー・セラピスト/
地球旅人/Outdoor Activist/
日本自然保護協会 自然観察指導員/
日本シェアリングネイチャー協会 公認ネイチャーゲームリーダー/
Read For Action リーディング・ファシリテーター

自分を見つめ向き合っていく心理カウンセリング・セラピーを、自然の中で行っている。
いのちを輝かせて生きる”自分”の道を探るサポートする、魂のガイドも担う。

日本を、自然を、こよなく愛し、旅し続ける地球旅人(たびんちゅ)でもある。

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Outdoor Activist歴30年以上の経験で培ったフィールド知識を活かして、安心して楽しく自然と触れ合うサポートをしています。

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