今年もシデコブシが咲きました。

桜より少しだけ早く花開き、まだ、冬枯れのまままの森ではかなり目立つ存在の花。

シデコブシは日本固有種で、自生しているのは愛知・岐阜・三重県だけという落葉樹。

環境省のレッドリストでは「準絶滅危惧」の指定を受けています。

Wikipediaによると、園芸用に販売されたり、公園などに植えられてもいるみたいだけど、自生しているのは東海三県だけ。
しかも、どこにでもあるわけではない。

わたしも今の地域に住むまではこんな木があるなんて、存在も知らなかった。

それだけ今の時期の森では、存在感があるんですよ。

花は淡いピンク。
淡いと言っても桜とはちょっと違う。

蕾が紅紫色、マゼンタのような濃い色を帯びているんだけど、それが開花すると少しずつ色が抜けて白くなっていくような感じ。

この花の白さが、まだ芽吹きもない森の中でパッと目を引く。

ん? 何の白さ?
花??

みたいな感じ。

今住んでいるエリアには、シデコブシの木が点在していて、桜の開花が待ち遠しい時期に森を眺めていると、目を奪われるというわけ。

よく通る道路沿いにも1本だけあってね、毎年この木の開花はひそかに心待ちにしているんだ。

カメラを持たずに出かけても、4〜5mぐらいありそうなツリートップなのこんな画が撮れてしまうiPhoneⅩの望遠さまさまです。

今年も咲いてくれてありがとう。

森に真っ先に春を告げてくれる一番花。

この花が散る頃、桜が満開になり、森に緑が戻り、春本番が訪れます。

モノトーンの森に、色を運んで来てくれる花でもあります。

来年も、美しく咲いてくれると嬉しいな。

※自生地はどこも保護されていると思うので、安易に踏み込まないようにしましょう。
未来へこの花のいのちを繋ぐために、周りの環境と共に護りましょう。

撮るなら近づくのではなく、望遠レンズを使いましょうね。

この記事を書いた人

みうら 雪絵

みうら 雪絵

自然と人をつなぐ Nature Therapist /
山と森をこよなく愛す Outdoor Activist /
自然や風景に惹かれるままどこにでも足を運ぶ旅人(たびんちゅ)

自然界と繋がっていることは生きる力の源。わたしたち人間は地球に生きる多くの生命のひとつであり、自然界との繋がりから離れて生きてゆくことはできません。自然界の一部としてこの地球に生きている意味を考え、感じたままを言葉にして綴っています。
このブログは自分という樹の成長の歩みでもあります。

生かされていることに感謝しながら、愛する家族とともに、自由に生き、安らぎに満ちた日々を過ごせることが何よりの幸せ♡

白馬三山を映す八方池

ネイチャーセラピー

五感を使って自然と一体となるだけで、人は日ごろのストレスから解放されます。

Outdoor Activist歴30年以上の経験で培ったフィールド知識を活かして、安心して楽しく自然と触れ合うサポートをしています。

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