二十四節気「雨水」七十二候「土脉潤起」春の気配を探してみたよ

セツブンソウ

二十四節気「雨水」

雨水とは、「うすい」と読み、空から降ってくるものが雪から雨に変わる頃ののことを言います。
昔から、農耕の準備を始める頃とされています。

七十二候「土脉潤起」

土脉潤起とは、「つちのしょう うるおい おこる」と読みます。
冷たい雪が暖かい雨に変わって、大地に潤いを与えます。

2018年の春の気配を探してみたよ

「雨水」と聞くと、春が近い感覚がします。
「土脉潤起」もまた、雪が雨に変わることを指しているので、ぼちぼち春の気配でもあるかな?と、外に出て探してみました。

陽は長くなりましたね。

17時頃でも明るくなり、12月・1月を思えば長くなったなぁと感じます。

そして、陽射しにもパワーが宿ってきましたよね。

力強さというか、じーっと陽射しを感じていると、力が湧いてくる感じがします。

真冬の太陽は暖かさや優しさ、穏やかさは感じても、パワーまでは感じませんからね。

かと言って真夏の陽射しのような殺意(笑)も感じません。

じんわりと暖かく、当たっているとふつふつとエネルギーが湧いてくるような感じがして、今ごろの陽射しは好きです。

太陽の恩恵をじわじわと感じることができて、太陽があって、この距離感だからこそ、多様でさまざまな生物が生きていられるんだなぁと心底想います。

冬こそ太陽のありがたさが身に沁みますね。

・・・が。

今年は風がまだ冷たい!

薄雲に阻まれ、太陽の暖かさが届かなくなった瞬間に、冷たい風に身震いしちゃいました。

人間にはまだ寒さが身に沁みますね。

あまりの寒風に写真も撮らずにそそくさと車に逃げこんでしまいました。

ひさしぶりに一眼レフ持って、出かけていったのにね。(笑)

それでも植物たちは冬ごもりしながら、陽射しを感じ、着々と春への準備を進めているようですよ。

道端にあった桜の木をしげしげと見てきましたが、順調につぼみを膨らませている感じがしました。

これからの季節は、桜をはじめ、植物たちの動きが楽しみになりますね。

ぼちぼちスプリング・エフェメラル(春の妖精)たちの開花状況が気になる頃になりました。

やっぱり最初はセツブンソウかな。

今年も開花状況をぼちぼちチエックしたいと思います。