中部空港からグアム経由でハワイへ旅しました。

グァム空港での乗り継ぎが他の国・地域と比較して??と思うことが多かったので、記事に残しておきます。

乗り継ぎでスルーチェックインできても入国審査は必要

グアムでの乗り継ぎ時間が5時間程だったので、空港内で過ごすことを予め決めて、中部空港でチェックインしました。

通常、乗り継ぎの場合、出発地から最終目的地までスルーチェックインサービスが利用できます。

チェックインした段階で、最終目的地までの搭乗券を受け取り、預ける荷物は最終目的地で受け取ることになります。
途中の乗り継ぎ地で、預けた荷物をピックアップするは必要はありません。

ところが、アメリカは、入国審査時に預けた手荷物を一旦引取らなければならず、再度預け直す必要があります。

グアムはアメリカの準州です。

いちいち預け荷物受け取るのかぁ。。
めんどくさ。。。

と思っていたところ、グアムは違っていました。

乗り継ぎ地であるグアムでは、預け荷物は出てこず、スルーで最終目的地まで預かってもらえました。

でも、アメリカへの入国審査は必要でした。

整理しましょう。

今回の旅では、中部空港でスルーチェックインし、搭乗券は最終目的地であるホノルルまで、NGO(中部)-GUM(グアム)、GUM(グアム)-HNL(ホノルル)の2区間分が発券されました。
荷物のバゲージタグも同様に2区間分発券され、ホノルルまで預かってもらえました。

で、アメリカ以外の国であれば、乗り継ぎ地では「Transfer」の文字に従って進めば、そのまま搭乗待合室に移動できるケースが多いと思いますが、グアムでは入国審査を受ける必要がありました。

入国審査を済ませてからでないと、搭乗待合室に移動できなかったのです。

今回の目的地はハワイなので、いずれアメリカへの入国審査は必要ですが、グァムを経由して他国(アメリカ以外)へ旅する人には超煩わしいじゃん!

しかもESTAを持っていなければ、入国審査の待ち時間も長い。

個人的には、グァム経由でアメリカ以外の国へ旅するのはやりたくないなぁ。
乗り継ぎに向かない空港ですね。

入国審査はESTAを持っているとスピーディー

グアムへ観光に行くだけなら、ESTA(電子渡航認証システム)は必要ありません。

グアムには「グアム-北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラム(Guam-CNMI VWP)」があり、短期商用・観光目的で最大45日までの滞在ならば、I-94、I-736の書類を提出することで入国できます。

今回の旅は目的地がハワイのため、ESTAは申請していきました。

このESTAがあることで、グアムでの入国審査が非常にスピーディーでした。

入国審査場では、ESTA所有者と、そうでない方のレーンがまず分けられます。

ESTAを持っていない方のレーンは非常に長く作られていました。
到着が集中する時間帯では相当混むんでしょうね。

ESTA取得者は端末機がずらりと並んでいるところへ案内されます。

この端末機が自動入国審査端末で、自分で入国手続きをします。
パスポートの顔写真のあるページをスキャンし、指紋を登録し、顔写真を撮影といった審査官がしていた手続きを自分でやります。

端末は日本語でも表示され、操作がわからなければ係員に教えてもらえます。

手続きが終わると、紙がプリントアウトされてきて、それを持って、審査官前の優先レーンに並び、審査を受けます。

入国審査が終わったら、税関申告 そして出口・・・?!

入国審査が済んだら、次は税関です。

機内でもらった税関申告書を提示して、機内へ持ち込んだ手荷物だけで税関を通ります。

税関申告書には乗り継ぎかどうかチェックする項目があるので、お忘れなく。

税関を通り抜けたら、一旦制限区域外へ放り出されてしまいました。

この時点で「あれ?」

出口の目の前には日本語のカードを持ったお迎えの人がいっぱい。。
よく見る光景ですね。

が、我々はこれからハワイに行くんだよ。

彷徨っていてもわからないだけなので、日本の旅行会社のカウンターの方に聞いちゃいました。

「乗り継ぎなんですけど、どうしたらいいですか?」

そしてまた、手荷物検査場に並ぶ・・・

一旦、制限区域外に出されてしまったので、待合室に戻るには出国と同じ手続きが必要でした。

つまり、手荷物検査場に並び、出国審査を受けないといけなかったのです。

うーん。

大きな預け荷物を持って移動することはなかったけれど、まさか、またしても手荷物検査とは・・・。

パソコンも持ってるし、液体物もあるし、靴も脱いで・・・と、一人で5つぐらいトレーを使うぐらい荷物を持ち歩いていたので、「またか!」と思うと超面倒でした。

搭乗待合室のベンチに戻った時には、グアムに到着してから軽く1時間は経過していました。

入国審査は仕方ないとしても、その後に出口に放り出されるのはイヤでしたね。

乗り継ぎには向かない空港だと、つくづく思いました。

この記事を書いた人

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みうら 雪絵

Nature Therapist / Healing Practitioner / Outdoor Activist / World Traveler / Nature Photographer

人間は地球に生きる多様な生物の一種であり、自然界(生態系)における”いのちの循環”の一部です。自然界との繋がりから離れて生きてゆくことはできない存在です。
自然界と繋がって生きることは、生きる力・生命の力の根源と繋がることだと思っています。

自然界(生態系)の一員としてこの地球に生きている意味を考え、自然の理を感じながら生きるとはどういうことなのか。
今までに学んだ様々なヒーリング・セラピー・カウンセリングスキルを駆使しながら、体(ボディ)・心(マインド)・魂(ソウル)・霊(スピリット)の関係性を探求しています。

このブログには、わたしのライフスタイルを通して、わたし自身が”自然に生きて”いけるようになってゆくプロセスを綴っています。
体験したことを感じたままを表現している「人生という名の創造物」の記録でもあります。

白馬三山を映す八方池

ネイチャーセラピー

五感を使って自然と一体となるだけで、人は日ごろのストレスから解放されます。

Outdoor Activist歴30年以上の経験で培ったフィールド知識を活かして、安心して楽しく自然と触れ合うサポートをしています。

日本シェアリングネイチャー協会 公認ネイチャーゲームリーダーとして、ネイチャーゲームを取り入れた自然体験もご提供可能です。