高野山へは5年ほど前のGWに行ったことがあります。
その折、今度は歩いて登りたいねぇ なんて話も出てましたが、結構急だよなぁというのがその時の率直な感想でした。
高野山開創1200年
今年は弘法大師が高野山に道場を開いてから1200年の節目の年だとご存知でしたか?
高野山真言宗 総本山金剛峯寺
1200年なんて節目にあたること自体珍しいので、せっかくだからこの間に行ってみたいねという話になりました。
でも、期間中はすごい混雑だろうし、きっと大渋滞・・・
どうせならいい機会だし、歩いていこうか!ということに急遽決定!(笑)
というわけで、その準備からを書き残しておこうと思います。
行程を組む
アクセス
高野山へ通ずる街道は7本あり、「高野七口街道」といわれています。
そのうち今回歩こうと思ったのは町石道(ちょういしみち)。
紀ノ川沿いの和歌山県伊都郡九度山町にある 慈尊院 から奥ノ院へ通じる高野山の表参道で、弘法大師空海が開山して以来の参詣道です。
2004年には高野山とともに道そのものが世界遺産に登録されています。
その道を、昔の人に思いを馳せながら辿ってみようと考えました。
町石道は全長約24km(うち高野山内4km)、標高差700m。
所要時間は6時間半から7時間半とばらつきはあるものの、1日がかりのロングコースです。
頑張ればその日のうちに下山できなくはありませんが、それはもったいない。
せっかくですから、山上での宿泊先を探すことにしました。
高野山で泊まるなら宿坊でしょう。
宿泊
普段なら、楽天トラベル や、 じゃらん 等でも予約できるようですが、今回は特別な期間のため、高野山宿坊協会のサイトから予約しました。
予約フォームから入れば、人数・室数の他、希望の宿坊や予算なども入力でき、とても良心的だと思いました。
予約フォームから送信して数日で連絡があります。
私が送信したのも土曜日でしたが、翌日曜日にはメールがあり、希望に沿えないからと電話までありました。
希望に沿えないから終わりではなく、代案を提示してくれ、こちらの希望に沿う宿坊を紹介してくれました。
予約したのは3月末ですが、GWが空いていたのでとれてしまいました。(^ ^)
行こうと決めて2日。
いきなりの高野山詣でが動き出しました。
準備はまだまだ続きます。。。