「わたしが言うことを聞かないと、きっと親は怒る。怒って無理やり従わせようとする。」
昨日、荒川淳子さんの個人セッションを受けて出てきたビリーフのひとつがこれでした。
ビリーフって?
ビリーフっていうのは、「信念」という意味ですが、心理の世界では他にも「信じ込み」「思い込み」といった意味に使われます。
わかりやすくいえば、パソコンでいうプログラムみたいなものです。
プログラムっといっても、いろいろありますが、そのプログラムが起動することでとられる行動が、自分を苦しめてしまうものを指します。
このプログラム=ビリーフの困ったところは、無意識に起動して、行動になってしまうところ。自動でスイッチが入って反応しちゃうんですね。
無意識なので、あたりまえになっていることが多く、気づく=意識することが難しいんです。
だから、自動で反応し、とった行動によって、なんか苦しい、なんかおかしいという感覚しか自覚できないことが多い。
他人からみれば、なんでそこにムキになってんの?と、わかる場合もあるけれど、深いところに格納されてるプログラム(ビリーフ)は見つけることも難しかったりします。
これがビリーフ?あたりまえじゃないの?
だから冒頭の一文も「これがビリーフ?あたりまえじゃないの? 」って言われるかもしれません。
私の場合は見事ビリーフでしたよ。
わたしの流れはこうでした。
わたしが言うことを聞かないと、きっと親は怒る。
↓
怒って、無理やり従わせようとする。
↓
だから、わたしは抵抗する。
この流れに気がついた時、あーーー! と、スルスルと繋がっていきました。
気づいたら手放すだけ
わたし、他人にコントロールされそうになると、すごく抵抗が起きてくるのを感じてたんです。
未だに父親と口論になったり、夫婦ゲンカ、できそうにない指示を上司にされると反抗したくなる等々。
このビリーフができた元々は親子関係でしたけど、ビリーフの困ったところは誰にでも起動しちゃうからなんです。
心の学びをはじめてからは、コントロールされそうになると抵抗する自分に気づいていたので、自動でスイッチが入って、他人との関係でこういう状況になることはほとんどなくなってたんけど、気にはなってたんです。
自動スイッチが入る原因、そこにあるビリーフはなんだろう?って。
それが、このビリーフだったと繋がりました。
このビリーフがあるから、そういう状況になる!と判断した時点で、自動でスイッチが入ってたんです。
この判断も、自動スイッチON!も無意識にやってるから困ったもんです。
無意識ってことは潜在意識下にこのビリーフが埋め込まれてるからなんですけどね。
このビリーフに気がつくことができたから、「もうこんなもんいらんわー!」と手放すだけ。
だって、相手(親)の言うことを聞かなくても、無理やり従わせようとされるなんてことがないのは、現実を知ってますから。
「アホかー!くだらーん!そんなことないわー!」 と笑いと共に、あっさりとこのビリーフを手放すことができました。
まだまだありますね。いろいろ
淳子さんに寄り添ってもらったセッションでは、このビリーフ以外にもいくつか気づきもあったし、他のビリーフも見つけちゃった。
まだまだ掘り甲斐、自己探求しがいがあるなぁと(笑)
自分でカウンセリングをやっている以上、よりニュートラルであることは大切なことなので、どこまでも掘り続けますよ〜
荒川淳子さんのサイトはこちら