LPL認定セラピスト・菊池かおりさんの個人セッションを受けてきました。
菊池かおりさんのことは「かおりちゃん」と呼ばせていただいているので、以下同じように「かおりちゃん」と書かせていただきますね。
かおりちゃんとのご縁については後ほどご紹介しますね。
まずはセッションでの体験を綴っておきます。
と言っても、セッションにものすごく集中していたので、正直どんなプロセスだったのかはあんまり覚えていないんですけど(汗
記憶のあるかぎり、断片的にでも書いていこうと思います。
インナーチャイルドは3歳、ママに「絶対振り向いてもらえない!」思い込みを手放せた
セッションは色の話からゆるゆるとはじまりました。
かおりちゃんが身に着けていたピンクが気になって。(笑)
自分が身に着けたい色の話をしているうちに、LPLの自主トレでも気になっていたテーマについての話になりました。
「ママ」という言葉を聞くとなんだかざわつく。
母親のことは「ママ」と呼んでいて、息子にも「ママ」と呼ばれていますが、このときは引っかからないんです。
雑誌やブログで「ママ」という言葉を聞くと、ざわざわするんです。
なぜでしょうね?
ちょっと「甘えた」イメージがあるのかもしれません。
たぶんここにもビリーフがありそうです。
ビリーフっていうのは、ネガティブな信念、思い込みのことです。
ここからマインドフルネスになって、自分の内へ下りていくと、インナーチャイルドちゃんがいました。
インナーチャイルドとは、人の考え方をほぼ決めている言われる潜在意識の奥深くに残された、幼い頃の思い込みのことを言います。
まるで幼子のように自分の中にいて考え・思考に影響を及ぼします。気になったらこの記事を読んでみてくださいね。
彼女は3歳でした。3歳といえば弟が生まれた年。
インナーチャイルドちゃんが見ていたのは母の背中でした。
どんなに呼びかけても母は振り向いてはくれず、「ママ、ママ」とずっと呼び続けていました。
どんなに呼んでも振り向いてもらえない
そんな思い込みから「何をしても私の方を向いてくれない」「わたしなんて必要ない」「いる必要がない」と自分の存在を否定する思い込み(ビリーフ)を抱え、かたくなにそれを信じて生きてきたんですね。
もちろん現実の母はそんなことはなかったです。
それは覚えているんですが、インナーチャイルドちゃんはそこで勝手に傷つき、だからどうするかを選択していました。
それが自分で「作った」思い込みだと確信できたのは、さらに自分の深いところへ降りていった時、「生まれてくることをどれだけ楽しみにしていたか」を自分で感じることができたからです。
「早く外の世界に行きたい!」
そう思っていたんです。
母のお腹の中でそんなことを考えていたんですね。
何かにくるまれ、包まれているなぁと思って見上げてみると、両親の幸せそうな顔と、祖父母の嬉しそうな顔が見えました。
あー、これかぁ。この感覚かぁ。。(涙)
何もしてなくても、いるだけで周りを笑顔にできるってこういうことなんだ。
そう初めて感じることができました。
この時初めて、自分の「存在」を肯定でき、認めることができたんです。
アタマ(思考)でそう思い込もうとしている、そういうことにしようとしているのではなくて、心底そう実感できました。
体感した、しなおしたんですね。
この世に生まれてくるということを。
この体感をもう忘れることはないと思います。
あんなに穏やかで幸せそうな両親の顔、ふだんじゃ見たことないし、もう亡くなって30年近くになる祖父母の顔もね、あんなに喜んでいたくれたんだ。と思うと忘れたくないです。
そしてあの幸せな感覚。
「生まれてくるだけで良かったんだ!」
「親のため」と思い込んできたことすべてをこの瞬間に手放せた気がします。
存在(いる)だけでいいんだ。
他に何も持ってなくていい。
この感覚を感じることができたことは、これからの自分にとって軸になっていくんでしょう。
根っこのワークで自分の根を感じる
LPL第2講でもやった「根っこのワーク」をもう一度やってみました。
「根っこのワーク」というのは自分を「木」だとして、根がどう張っているかを感じてみるワークです。
第2講の時は左足は木の大きさ、枝ぶりに見合う根がしっかりと張れていて、それはそれは立派な根でしたが、右足がまぁちんまりとした根っこだったのに驚いたんですよ。
グループリーダーだったかおりちゃんもそのことを覚えていてくれて、セッション中にもう一度やってみました。
そしたら今度はなぜか「手」からすごい根が張っていてビックリ!
まるで、私という木の前に倒れかかって古木に根が延びているような感覚で、なんだこれ?!(イメージとしては屋久島かな)
でもこの古木、実は母だったようで、母の想いをこれまた勝手に抱え込んでいたようなんです。
ここも解放してもらって、再度「根っこのワーク」をやってみると、今度は手から根が生えることもなく、ちんまりした根しか張れていなかった右足からは横への広がりはそのまんまながらも、幹と同じくらい太い根が、地中へ深く深く、ぐんぐんと伸びていく感覚を感じることができました。
これで、私という大樹に見合う根がしっかり張れている。
そんな感覚が持てました。
ツリーエンジェルからのメッセージは 天真爛漫に自然体でいること
最後にかおりちゃんが私のために持ってきてくれたという「TREE ANGEL ORACLE」カードからメッセージを受け取りました。
ひいたカードは 「HAZEL -ヘーゼル-」
この木の天使は、天真爛漫に自然体でいること、特に遊び心を発揮するよう励ましてくれます。その恵みは内なる子どもへの甘いお菓子のようなものです。子どもたちはクスクスと笑い、その笑い声は、ヘーゼルの幾重にも重なった大きな葉と葉の間に木霊します。
うん、まさにドンピシャ。
私がやりたいと思っていることは私の遊び心そのもの。
かおりちゃんは「雪絵ちゃんがやりたいことは地球が喜ぶことなんだと思うよ」と言ってくれました。
地球を子どものような天真爛漫な笑顔で包む。
子どものような笑顔でいっぱいにする。
きっとそれが私の天命・使命なんでしょうね。
セッションが終わって
何かが劇的に大きく変わったわけではなく、静かにダイヤルがカチリと回ったような感覚です。
それは時間が絶った今でも変わりません。
思い込みを抱えて寂しい顔をしていたインナーチャイルドはもういなくて、ワンダーチャイルド(=本来の自分の姿)を取り戻し、楽しー!嬉しー!生まれてきたよかったー!!と、とっても楽しそうにしています。
なんて無邪気なんだ。(笑)
セッションの数日後に気づいたんですが、セッション中に感じたワンダーチャイルドを、実は3月の理恵ちゃんのオーラソーマのワークショップで感じていました。
かおりちゃんのセッションで感じたワンダーチャイルドは赤とオレンジ、太陽のイメージ。
理恵ちゃんのオーラソーマのワークショップで選んだ理性と感性のボトルは、左のオレンジが理性、右の赤が感性でした。。
そのまんまワンダーチャイルドのイメージカラー!!
気づいた瞬間に鳥肌が立ちました。
上のイエローは統合したイメージで選んだボトルです。しかもこの色、そのまんま第一~第三チャクラの色。(笑)
潜在意識はちゃんとわかってたんですね。
私の本来の姿。
理恵ちゃんのオーラソーマのワークショップで見ていたのは、まさにこのワンダーチャイルドだったんですね。
いやぁ~おもしろい!
こうやってどんどんいろんなことが繋がっていくんですね。
楽しすぎます!
瞬間的には辛いことを思い出したりして、たくさん涙を流しました。
でもこれは「未完了の感情」を癒した涙です。
「未完了の感情」を終わらせ、いままで大切にしてきたビリーフを書き換えると、新しい選択ができて、こうやっていろんなことが繋がっていくんですね。
これを「統合」というんでしょうかね。
何を話そうか、いくつかは考えてセッションに臨んだんです。
でも、結果として全部繋がっていて、一気にほどけてしまいました。
インナーチャイルドが持ち続けている「誤解」が何なのか、だいだいわかってはいたけど、自分ひとりで誤解を解き、書き換えていくには限界があるなぁとも感じていました。
このタイミングでかおりちゃんのセッションを受けたのはまさにその「タイミング」だったんだと思います。
だから1回のセッションでインナーチャイルドを癒し、ワンダーチャイルドに変えることができたんでしょうね。
菊池かおりさんのご紹介
かおりちゃんこと菊池かおりさんには、受講している10期LPLの第2講で、グループリーダーとしてお世話になりました。
一目見た時から、その佇まいで「この方は菩薩さまだわ」と感じたぐらい、優しいながらも凛とした方です。
講座中、慈愛に満ちたその「在り方」に触れた時には全身鳥肌が立ちました。
「すごい!」
ボキャブラリーが貧弱なのでこうしか書けないのが口惜しいですが、どんなクライアントにも、どこまでも寄り添い尽くすその在り方は、ただただ「すごい」の一言しかありませんでした。
こんな「在り方」でクライアントと接していきたい!
自然とそういう想いが湧いてきて、さらにその感動のまま個人セッションをお願いしました。
この方に寄り添ってもらって、第2講のテーマ、第一チャクラ(親とのかかわり)の課題を手放したい!
その直感どおり、母との間にあったいろんな想い、ビリーフを解放できました。
お母さんのようでもある、菊池かおりさんのセッション、オススメです!
▼ かおりちゃんとのセッションで使ったオラクル(神託)カードはこちら。私も使ってます。