自分の弱さをさらけ出す。
これ、ホント勇気がいります。
てか、そんなこと、好んでやる気になんかなれないよね。
誰が好き好んで、わざわざ自分の弱さをさらけ出すの!と言いたくなりますよね。
でも、自分の弱さを認める、受け容れることは本当の自分と繋がることになるんですよね。
だって、自分はこんなにちっぽけで、怖がりで、大切にされたいって思ってる、こんなに泥くさいヤツなんです!って、知られたくないから、たくさんの鎧を重ね着して、自分を強く見せてしまう。
平気なふりをするんですよ。
重ね着して厚くて重くなった鎧のせいで、いつしか本当の自分が見えなくなる。
その鎧と同化してしまった姿こそ、自分だと思えてしまう。
わたしも40年以上同化してしまい、本当の自分を見失ってました。
自己探求を始めて、重ね着した鎧をひとつずつ脱ぎ去り、弱くて、小さい自分を少しずつ認めていくと、一番底にはちっぽけでびーびー泣いてる私がいて、あぁ、これが本当の私だったわーと認めた時、ほっとしたというか、なんともいえない安心感がありました。
どれだけたくさんの鎧を重ねて、強がって、隠して生きてきた人生だったけど、弱くてちっぽけなのが自分なんだと認めて、さらけ出しちゃってからの方が断然生きやすい。
一番嬉しいのは周りが優しいこと。
わたし弱くてちっぽけで、できないから助けてください!って言えるようになったことで、周りがホント優しく感じるし、世界が優しくなった気さえする。
自分の弱さを認めて、さらけ出すことで、他人の助けを借りること、助けてもらえることに、素直に感謝の気持ちを感じる。
心からありがたいと思える。
そして、自分にできること、形で、お返ししていきたいと思うのです。
弱くてちっぽけなわたしでも、できることはあるもの。
わたしのできることが、他の人の苦手なこととマッチングすれば、それでええじゃないですか。
自分の弱さは他人の強みを活かすことになる。
この循環が世界を変えていくよね。
アドラー的に言えば、共同体感覚なんだろうなぁ。