「好きなこと」をしているのに楽しくない、ガマンしてるかも
心屋さんは「本当に好きなもの」には理由がない と言っています。
「本当に」好きなものに理由はありません。
理由はないけれど、やっぱり好き。
「やっぱり」がつくものが本当に好きなものです。
本当に好きなことならガマン=耐え忍ぶことはいりませんよね。
本当に好きなことならどんな状況でも楽しくないですか?
逆に「楽しいと思えない」、「苦しい」「辛い」「ガマンしてるかも」と思った時点で、それは「本当に好きなもの」ではないかもしれません。
私が本当に好きなものは「山」です。
山登りというと「苦しい」「辛い」というイメージがつきやすいですが、今の私はそう思うことはありません。部活でやってる時は苦しい時もありました。でもそれは部活のルールという他人軸でやっているので仕方ありません。部活を卒業してから自由に山を登るようになって、楽しくなかったことは1度もありません。
もちろんバテたことも、呼吸が苦しくてしんどいことも多々あります。土砂降りの雨ばかりで寒いし、冷たいし、気が滅入ることもあります。でも、精神的に「苦しい」「辛い」って感じたことはないんですよね。人の倍歩く時間がかかろうが、どんどん人に抜かされていこうが、どんなに体力的に辛かろうが、ヘロヘロになって登っていようが、ひとたび登ってしまえば楽しくって仕方ない。
きっと誰でも「やっぱり」がつく、理由のない「好き」ってあると思います。
「好きなこと」をして生きていくなら、「いい人」でなくていい、「いい人」をやめていい
心屋さんは、「好きなこと」をして生きていくなら、人に迷惑をかけて、嫌われる覚悟がいります とハッキリ書いています。
「嫌われる」覚悟。どっかで聞いたようなフレーズでもありますが(笑)
好きなことをして生きていくのは、ラクをして生きることではありません。
勇気を出して嫌なこと、怖いことを引き受けて生きていくことです。
今回改めて本書を読んで、そうだよな。と思ったのはここです。
「好きなこと」をやる時には周りに迷惑もかけるし、お金もなくすかもしれない。でも、それでもやりたいんですよ。
私が本当に好きなこと=山登りのためには、夏休みのない職場で1週間連休とってました。ハイ。何言われても「山行くんで」と言って(笑)
理解がある職場だったとは思いますが、それでもベストシーズンの山に満喫するために、何があっても連休はとってましたね。それがいつの間にか当たり前になって、周りが自然と休みをずらしてくれたりもしてました。もちろん、山に行かないならお盆も勤務しましたよ。でも山に行けるなら何を言われてもいいと思っていました。それくらい「好き」なんですよね。
いつの間にかその感覚を忘れていましたが、本書を読んで思い出しました。
「好きな」山のためなら、「いい人」でなくていいってことを。
もっと言えば、他の「好きなこと」のためにも「いい人」でなくていいってことです。つまり、「いい人」そのものをやめちゃっていいんだよ! ってことですね。
好きなことをやり通したいので、自由に生きます
好きなことをやるには「好きなことやります」と宣言してしまうのが一番ラクです。
私も宣言します。
「好きなこと」を抑え込まず、コントロールせず、迷惑かけまくって、やりたいパワーを解き放ちます!
「好きなこと」やりたいパワーを解放したくなったら、この本を読んでみてくださいね。自由になれますよ。