このところ「繋がる」っていう言葉が耳に残ります。
使う人によって「繋がる」っていう言葉の使い方は違うのだろうけど、どんな感覚をいうんだろう?という問いがわたしの中に立っていて。
特に、「人と繋がる」っていうのはどんな感覚なのかがさっぱりわからない。
と、いうのがこのところのわたしの印象でした。
「繋がる」、「人と繋がる」ってどんな感じなんだろう?
この問いを持ち続けながら、日々過ごしていたわけです。
それがね。
今日ふっとその感覚が、身体感覚として湧き上がってきて。
あー
こういう感覚なんだ。
と、実感しました。
どんな感覚かというと、それはまさに「森」な感じだったんです。
森が好きなのもあるし、自然界にあるものに例えた方が自分が理解しやすいというのもあるんだけど、妙に納得してしまいました。
それはね、とあるコミュニティ内で感じたことなんだけど、そのコミュニティはわたしにとって、とても安らいで、自然体でいられる場で、ただ居るだけで落ち着く場なんですね。
で、その”場”がどんな雰囲気かというと、「森」なんですよ。
人によって「森」のイメージはさまざまだとは思います。
わたしが描く「森」のイメージは、深い深い、何百年という時を生きていた巨樹達が林立する森。
でも、決して暗い森ではなく、空を見ることができ、光も充分届く明るい森。
巨樹たちの足元には広葉樹や幼木たちも育ち、動物たちの息づかいも聞えてくる豊かな森。
そんな森で、わたしも1本の「木」であり、隣にいる人もまた「木」。
わたしや周りの人たちは手を繋ぐように、根を絡ませ、支え合いながら立っている。
その、「根」の感覚が、「繋がり」なんだと感じたんです。
この感覚をしばし身体に沁み込ませてみました。
これから、この感覚を持って人と接してみるとどうなるのか?
新しい問いが立ちました。