再発
良性という診断で切除した舌腫瘍が、術後の病理検査で悪性と診断されたのが2019年の7月のこと。
舌がん・ステージⅡでした。
その日から311日目の2020年5月14日、「再発」と診断されました。
今からほぼ1年前のこと。
いやぁ、ビックリしたわぁ〜
自分の中に「再発」は全く想定してなかったので、「再発」という言葉を聞いた瞬間、他人事のようでした。
ぽっか〜ん(o_o)
頭真っ白
晴天の霹靂
「はぁ〜 そうなんですかぁ〜」
という気分でした。
で、そんなことをぼーっと感じてる間もなく、担当医の先生からは、当然のことのように、矢継ぎ早に「で、手術は来週のこの日でどうですか?」と言われて、そっちの言葉に反応しちゃって、動揺、パニクったんですが、「再発」という言葉自体にはそんなに反応はしてませんでした。
1年経って思い返してみるの「再発」の意味がよくわかってなかったんでしょうね。
正直、今の方が「再発」と言われたらビビリます💦
がんの再発については、国立がんセンターの記事を引用しますね。
「再発」とは、治療がうまくいったようにみえても、手術で取りきれていなかった目に見えない小さながんが残っていて再び現れたり、薬物療法(抗がん剤治療)や放射線治療でいったん縮小したがんが再び大きくなったり、別の場所に同じがんが出現することをいいます。治療した場所の近くで再発を指摘されるだけでなく、別の場所に「転移」としてがんが見つかることも含めて再発といいます。
わたしの場合、今のところは「転移」はないとは言われてはいます。(本当に転移があるかないかは、今はわかってないだけだとは思ってます。)
再発した場所も初発のすぐ隣でしたしね。
一昨年は「良性」ということで手術したので、もしかしたら取り切れてなかったのかもしれません。
(再発後の手術では、術中にがんが取り切れているかどうか検査しながら進めたと聞きました。)
まぁ、思い返してみると、私もビックリしましたが、先生もショックだったんじゃないかと思います。
先生のエネルギーがすんごい落ちてるのを感じてました。
そして、リカバリーする、失敗(ではありませんが)を取り返す、そんなエネルギーを受け取っていました。
だから、あの矢継ぎ早な「手術は来週」発言だったのかな、と今は思います。
まぁ、これも、わたしの感じ方なので、先生がどう思っていたかはわかりません。
ただ、わたしが反応したのは、「再発」という事実にではなく、この先生の発したエネルギーの方だったと、今ならわかります。
今から思うと、一緒に「ショックですねぇ」とじっくり味わい、一息置いてから、「これからなんですけどね」とゆっくり切り出して欲しかったなぁ。
と、ニーズを言ってみる(笑)
まぁ、先生もお忙しいんで、そんなことやってられないでしょうけど。
と、時間がやってきたので、今日はここまでにしま〜す。
再発から1年経ったから書けることを、ぼちぼち書いていきたいなと思っています。
「再発」ってギフト満載だったんですよ〜
なぜ、「再発をギフト」と思えるかも書いていくつもりです。
自分のためにね。
書いておかないとこの時のこと、忘れちゃうし。
つづく
(「継続」って苦手なのに、続けられるかな?🤣 応援よろしくお願いします📣)