舌にできた口腔扁平苔癬が育って、舌腫瘍と診断されました。
舌がんの疑いでいろんな検査を受けてきました。
2つめの検査はMRI検査でした。
なかなかに辛かったー(冷汗
MRI検査
実はMRI検査って初めてで、どんな検査かよくわからないまま受けました。
MRIとは磁気共鳴画像(Magnetic Resonance Imaging)の略。
エックス線を使用せず,強い磁石と電磁波を使って体内の状態を断面像として描写する検査。
だそうです。
ネットであれこれ検索して読んでみても詳しいことはよくわからず、深く考えずに検査に行きました。
検査では、検査着に着替えて検査室に入ります。
身につけていったのはメガネとロッカーの鍵だけ。
コンタクトレンズも不可なので、メガネに替えました。
入室すると、よく紹介画像で見るようなでっかい機器がでーん!
で、デカい。
でも、メガネ外してるからボンヤリ(笑)
検査技師さんの説明を聞き、早速横になります。
検査技師さんがとっても丁寧に説明してくれたので、不安とかはナシ。
耳に詰めるタイプの耳栓をし、さらにその上にヘッドフォンを着用。
頭が動かないようにすき間を発砲スチロールのようなもの(実物は見てないですが、音がスチロールの擦れる音でした)で埋めて固定し、胸の上にちょっと重みのある機器(何かはわからなかった)が載りました。
左手にコール用のボタンを握り、機械の筒の中へ〜
狭いところはどちらかというと苦手なので、圧迫感が気にならないように目を閉じていました。
音がうるさいとは読んでいたけど、さほど気になりませんでした。
が、胸の上に載っていた機械(?)の振動でほどなく吐き気が…
うへぇ〜 この振動キモい(汗)
と思いながら、そこに意識が行き過ぎるヤバイと思ったので、呼吸に意識を向けてマインドフルネス…
やがて、時折する大きな音で目が覚める…
ぐらいにうつらうつらと寝てましたww
途中、造影剤を点滴で入れるために一旦機械の外に出ましたが、造影剤を入れて同じように検査し、1時間程で終了。
頭の中がクラクラする感覚はあるものの、造影剤の副作用はなさそうなので、検査室からロッカーに戻りました。
ところが、数メートル立って歩いただけなのに、頭のクラクラする感じが強くなり、船酔いのような感覚に。
ヤバイ。
これは運転して帰るのは危険な予感。
以前なら、それでも無理して運転して帰ったとは思うのですが、昨年事故ってからは非常に運転に対して慎重になりました。
ここ最近、大きな交通事故の報道も続いているし、もう若くないんで、自分を過信するのは止めてます。
むーん。この感じ。
時間が経てば良くなるだろうけど、すぐには回復しなさそう。
近くに実家があるので連絡して、休ませてもらうように段取り。
それでも、10分弱は運転しなきゃいけないので、フラつきがおさまるまでロッカー室で休んでいました。
あまりに長いことロッカー室から出てこなかったので、看護師さんが心配して覗きに来てくれました。
タイミング悪く、この時咳き込んで余計心配されちゃいましたが、なんでここまで気にかけてくれるんだろうと思ったら、造影剤の副作用って重篤なものはアナフィラキシー・ショックを起こし、生命の危機もあり得るんですよね。
そりゃ神経質になるね。
とあるサイトを見ていたら、患者さんの咳ひとつ、くしゃみひとつでも副作用と思って気を配る と書いてありました。
病院で30分程休んだら、運転できるぐらいには回復したので実家に移動。
その後、実家で一寝入りしたら落ち着きました。
寝て治るところも、乗り物酔いに似た感覚。
すっかり時間も遅くなってしまったので、夕食もいただき、体の様子をしっかり見て、ゆっくりと帰宅しました。
磁場酔い
後で、検査後の不快な感覚はなんだったんだろう? とネット検索してたら、「磁場酔い」という単語が出てきました。
“軽い乗り物酔いのような症状が出る人が稀にいます。”
それだ!
あのクラクラとした感覚は、ジェットコースターから降りた後のような、フラフラとした感じ(汗
“稀”って書いてあるけど、ネット検索すると結構出てくるんですよね。
最近は、今までより磁力の高い「高磁場MRI」が開発されていているそうで、もしかしてこの機械だったのかな? と。
元々乗り物酔いはしやすいので、しゃーないのか…
今度、MRI検査と言われたらナーバスになりそうなぐらいに、良い印象は残りませんでした。