何かを「やっている」ことだけが素晴らしいんじゃない。
何も「やっていなくても」いいの。
何もやらずに、ただぼーっとする。
何もやらずに、ただ待つ。
何もやらずに、ただいるだけ。
それでもいいんだよ。
何かをやっていなきゃいけない。
何かやってなきゃ落ち着かない。
そう感じるならば、何も「やらない」ことにちょっとだけチャレンジしてみて、自分の内側から聞こえてくる言葉に耳を傾けてみよう。
なんて言ってるかな?
何もやってない自分なんて、役に立ってないからいやだ。
何もやってない自分なんて、いる意味がない。
何もやってないなんて、怖すぎる。
何もやってない って何?
いろんな声が聞こえてくるかもね。
聞こえてきた声に駆り立てられるように、何かをまた「やってしまう」自分がそこにいないかな。
聞こえてくる言葉に、良い悪いはないの。
ただ、その言葉は聞くだけでいい。
「そうなんだー 役に立たないと思ってる自分がいるんだ」
「そうなんだー いる意味がないと思ってる自分がいるんだ」
「そうなんだー 怖いと思ってる自分がいるんだ」
「そうなんだー 何もやらないって何? と思ってる自分がいるんだ」
それでいい。
それだけでいい。
そう受け止めて、その言葉をそのまま川に流すように流してみて。
そして、聞こえてきた声に駆り立てられるように、何かをまた「やってしまう」自分に気がついてみて。
この駆り立てられるようなエネルギーが、自分に何をもたらしているかな。
それを感じてみて。
そのエネルギーを受け続けたら自分がどうなるかを想像してみて。
ただ体で感じてみるだけでいいからね。
それが自分にとって、必要なものなのか、必要なものではないのか。
自分の中に「問い」を立てておく。
答えは自分の中にしかないからね。
屋根から聞こえてくる雨音を聞きながら、何にも「やらない」ことを許してみる
そんな時間があったっていいじゃない。
雨音をただ聴いている
何もしていない時間
・・・
心地いい。
そして、何も「やらない」時間を感じ尽くして、腹の底から出てきた「やりたい!」だけをやればいい。
それが、自分の本当の声、魂の声だ。