今日帰宅した時、巣の外に貼ってあるロープにツバメが止まっているのが見えました。

子供たちがいるのに、巣の真下のロープでのんびりしてるなんて、ちょっと余裕出てきてるな って思いながら、別角度から見るともう一羽ロープにいるのが見えました。

夫婦がロープに並んで止まってるなんて珍しいなぁ。と思いながら、写真撮らなきゃ!とカメラを持ってベランダに出てみると…


なんと!

ロープにいたのは子供たち3羽

ツバメっこ2015

え!!(⊙⊙)!!

巣立ちにはいくらなんでも早過ぎる。

これは何かあった!!!

他の子は?!!

。。。

 

なんと1羽は下にいて動きません。(>_<)

げ!!!

よく見ると巣が壊れています。

 

カラスのアタック!!?

あともう1羽が犠牲に??

 

すると父ちゃん母ちゃんが戻ってきて、ロープにいる3羽にエサを与えた後、巣の方へも。

巣の向こう側にもう1羽がいる!

数回来たあと父ちゃん母ちゃんは電線に止まり、パニック中の大家をジッと見ています。

 

下の子がどうなっているか見たい!

でも親が見ている前で子供には近づけません。

しばらくすると両親が飛び立ったので、軍手をはめて下の子をつついてみました。

 

い、生きてる!

 

かなり弱っていますが、生きてはいます。

身体が小さいので末っ子ちゃんでしょう。

すぐに軍手でこの子を包み込み、脚立を持ってきて壊れた巣に戻してやりました。

一部始終を見ているロープの3羽に気を配りながら。

 

末っ子ちゃん、寒かったんでしょう。

プルプルと小刻みに震えていて、巣に戻してやりたくても軍手にしがみついてなかなか離れてくれませんでした。

巣に戻してやっても震えが止まりません。目も開けません。

続けて、すぐにロープの3羽も巣に戻します。

よく見るとこの子たちも震えています。

驚きと冷えで身動きが取れない といった感じです。

幸いまだ怖がらないので、身を寄せあっていた2羽はそのまま一緒に、もう1羽も巣へ戻してやりました。

が、巣に戻ったからといって動くわけでもなく、そのままジッとしていました。

巣の中まで手は入れられないため、あとは自分たちで向きを変え、巣の外側に顔を向けないかぎりエサは食べられません。

すると両親の声が聞こえたので、一旦屋内に入り様子を伺います。

 

ロープにいた子たちはそれなりに身体も大きいし、何よりもいきなりロープにつかまることができていたので、親が来たらきちんと口を開けて鳴いていました。

たぶんこの3羽は大丈夫。

問題は落ちていた末っ子ちゃんと、巣の外にいたもう1羽。

親鳥が再び飛んでいった後、巣の外側でうずくまっていたもう1羽も巣に戻しました。

が、この子も弱っていました。

目を開けてくれません。

とりあえず5羽の無事が確認でき、巣に戻してやったので、あとはこの子たちの生命力と、両親の力に頼るしかありません。

つばめ2015

 

軒下を貸してはいるといえ、彼らは野鳥です。

その営みに人間が介入するのはあるがままの姿ではありません。

場所が場所なら落ちた子はその時点でカラスやヘビに食べられていたでしょうし、運良く巣の外には出たけど落ちずに済んだ子も、落ちて同じ運命をたどっていたことでしょう。

強く生命力のある上の3羽だけが生き残り、巣立ってゆく。

いや、この3羽も自力で巣に戻る力はないので、屋外ならこのままカラスの餌だったかもしれません。

それが自然そのままの姿です。

 

正直、大家もどうしようか迷いました。

でも落ちてしまった末っ子が生きていたので見殺しにすることはできませんでした。

つばめっこ2014

今夜はいつも子供たちと巣で寝ていたお母ちゃんが戻ってきていません。

5羽は身を寄せ合って寝ています。

明日からどうなるか。

誰にもわかりません。

自然のなりゆきにまかせるしかないのです。

 大家は5羽の無事な巣立ちを祈り続けます。

そして、子どもたちの生まれながら持っている生き抜く力を信じます!

それは、野生動物もヒトも同じですね。

この世のものは、生まれた瞬間からすでに自分の力で生きていっているのですから。

生まれてくることすら自分の力ですもんね。

その力を信じます。

仲良く大空へ旅立ってくれる日を心待ちに。

 

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この記事を書いた人

みうら 雪絵

みうら 雪絵

心理カウンセラー/
ネイチャー・セラピスト/
地球旅人/Outdoor Activist/
日本自然保護協会 自然観察指導員/
日本シェアリングネイチャー協会 公認ネイチャーゲームリーダー/
Read For Action リーディング・ファシリテーター

自分を見つめ向き合っていく心理カウンセリング・セラピーを、自然の中で行っている。
いのちを輝かせて生きる”自分”の道を探るサポートする、魂のガイドも担う。

日本を、自然を、こよなく愛し、旅し続ける地球旅人(たびんちゅ)でもある。