啓蟄 落葉の中の虫になったつもりで、陽の光を感じてみた

今日は二十四節気の「啓蟄」ですね。

啓蟄とは、春の暖かさを感じ、土の中で冬ごもりしていた生き物たちが目覚める頃のことをいいます。

陽射しも強くなり、光の強さだけを見ていると、もう春ですね。

まだ、風は冷たいけどね。

きっと、落葉の陰や土の中に身を隠し、ただただ冬が過ぎゆくのをじっと待っていた虫達も、この春の光に惹かれ、動き出していくんでしょうね。

今日はそんなことを想いながら、瞑想してみました。

自分が落葉の中の虫になったつもりで、陽の光を感じてみる。

身体全体が太陽の温もりを感じ、自分の中から力が湧いてくるような感覚がある。

その感覚を、ただただ感じていると、太陽の温かさが嬉しくなってくる。

ああ、もう動き出してもいいんだな。

もうじっと、寒さを耐え忍ばなくてもいいんだ。

生きて冬を越せた歓び。

そんなものが湧き上がってくる。

いのちがあることへの感謝。

まだ、生きていていいんだ。

自分が生かされていることへの感謝。

ああ、ありがとうございます。

今ここに、いのちがあることへの歓び。

内側からじんわりと、満たされてくる感覚。

うーん。とっても幸せな感覚。

長い冬をじっと耐え、春を待ち望んでいた、いのちの歓びに満たされて、ただただ幸せ。

この感覚を味わうために、春があるのかな。

春。
花が咲き、虫達が動き回り、鳥がさえずる。
雪が溶け、水となって山を下り、やがて川となって、大地に潤いと緑を運んでくる。

いのちの歓びに溢れる季節がやってきますね。

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