甘えられていますか?
幼子がお母さんに甘えるように、大人になったあなたは誰かにすべてを委ねるような甘え方はできていますか?
窓の外から、聞き慣れない鳥の声が聞こえてきました。
ん? どんな鳥なんだろう?
そんなことを想像しながら、その鳥の姿を自分の中で想い描いてみました。
するとね、その鳥の声が、とても甘えているような鳴き方に聞こえてきたんです。
巣立ちしたばかりの雛鳥が、親鳥に餌をねだるような甘い声に。
ねぇねぇお母さん、お腹空いたよぉ〜
餌が欲しいよぉ〜
あぁ、わたしにもこんな頃がきっとあったんだろうなぁ〜と想いながらね。
きっと誰にでもある、こういう時期。
純粋で、とても素直な気持ち。
それを言葉にして、口に出して言えているか、それとも飲み込んでしまっているのか。
ここには大きな違いが生じてくる気がします。
特に言えてなかった場合、それはどうしてなんでしょう?
小さい頃の、そんな素直な気持ちを言えなかったのはなぜですか?
一度、自分に問いかけてみてくださいね。
あ。
アタマ(思考)はたまにウソをつくので、ハート(心臓)に聞いてみてくださいね。
子供の頃に素直にこれが言えてなかった記憶がある人は、大人になった今でも同じことができてないのでは?
逆に、子供の頃に素直に言えたけど、今は言ってないなぁという人もいるかもしれません。
言えてないと自覚できる人、言うことに抵抗がある人、その時自分の中で聞こえている声にも耳を傾けてくださいね。
「いい大人になって、他人に甘えるなんて、あり得ない。」
「甘えた声を出すなんて、気持ち悪い」
「甘えるなんて考えがあるから、わたしはダメなんだ」
こんな声で、自分を制限しているってわかります?
子供が親に甘える、すべてを委ねるような甘えって、とても素直な欲求です。
それを大人なってから出してはいけないと制限しているのは誰でしょう?
大人になったって、他人に甘えたっていいんです。
自分の素直な欲求を言葉にして、口に出したっていいんです。
時と、場所と、相手は選ぶでしょうけど。
これがどんな時もできない人、特に身近な人にできない人は、どこかで自分を抑えつけてませんか?
わたしは、モロこれやってました。
上の例に出した声は全部わたしの中にあった声です(笑)
自分の内側か湧き出てくる素直な欲求の言葉が言えない人、行動を制限してませんか?
それ以上に、その言葉が聞こえていない人、聞くことを止めてませんか?
それが、生き辛さに繋がっていくこと、自分の行動が本音から離れていってることに、気づいてますか?
自分に素直に生きること。
簡単そうで、結構難しい。
わたしはできていると思っていたけれど、実はできてなかった(笑)
あなたにはできていますか?
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