人はバランスをとって生きていくもの。

人に限らず、生き物、動物や植物だって、地球だってバランスをとりながら生きていくものだよね。

長年の強い風傾いた木や、斜面で育った木が、しっかり根を張って自分を支えているように、真っ直ぐだけがあるべき姿じゃない。

地球だって、暑いところがあったり、寒いところがあったり。
全球でバランスをとってる。

今日は整体に行ってきました。

10日ほど前、下山中に捻挫してからはじめての整体でした。

捻挫したのは左の足首。

10年ほど前に挫き方が悪くて、靭帯が骨を剥がす形で骨折してるし、さらにその20年ほど前には派手に捻挫して全治1カ月だった場所。
そこをまた捻挫してしまったのです。

捻挫した翌日には立ってるだけで痛くて、体重が乗せられないくらい酷かった。

数日間びっこを引いて歩いておかげで、膝やら腰やら痛くて、体のバランスが崩れているのは明らかだった。

それだけだと思ったのだけれど、実は左足だけでもバランスをとろうするんだって。

左足首の外側を傷めたのだけれど、バランスをとろうとして、ふくらはぎの内側がカチカチになっていた。
解してもらったら悲鳴があがるぐらい痛かった(泣

さらに、足の裏の内側、踵の真下あたりは凝りまくってゴリゴリ。
ここに至っては痛みも感じないぐらいに固まってた。

こういうところの力を使って、傷めたところをカバーしようとするらしい。

人はこうやってできなくなったところを補おうと、バランスをとろうとするんだよ。

体だけじゃない。

心も同じ。

ネガティブな自分が気になる時は、自分のポジティブな部分、光の部分に目を向けろ ということだし、ポジティブなことばっかりやってる時は、ネガティブな自分を避けている時。

特に、自分のネガティブな部分(闇)を見るのが怖いという人はとっても多い。

だって自分のネガティブな部分を出すと責められる、嫌われる、ダメって思ってるもんね。

自分にはそんな部分なんてない!って、認めたくない気持ちもわかる。

わたしもそうだった。

でも、どちらもあるのが自然な姿なんだと気づいているかな?

光(ポジティブ)も闇(ネガティブ)は誰にでもある。

揺れながらバランスをとりながら、自分にとってベターな状態を探りながら生きている。

それが自然な姿だと思う。

それはすなわち、自分の中心に定まれるように無意識にバランスをとっているんだと思うんだよね。

だから、どちらもあっていいし、どっちに傾いていてもいい。

その間でゆらゆらと揺れながら、補いあいながら変化し続けてるのが、本来の姿なんじゃないかな。

もし、これが止まってしまったら?

それは即ち「死」だと思うよ。

自分の「死」。

自分というものを固まらせてしまうことに等しいんじゃないかな。

だから、バランスとって、揺られてる姿こそが自然で自分らしい。

それが「自分を生きる」ってことだと思う。

バランスをとり続けられる自分でありたいね。

via PressSync

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みうら 雪絵

Nature Therapist / Healing Practitioner / Outdoor Activist / World Traveler / Nature Photographer

人間は地球に生きる多様な生物の一種であり、自然界(生態系)における”いのちの循環”の一部です。自然界との繋がりから離れて生きてゆくことはできない存在です。
自然界と繋がって生きることは、生きる力・生命の力の根源と繋がることだと思っています。

自然界(生態系)の一員としてこの地球に生きている意味を考え、自然の理を感じながら生きるとはどういうことなのか。
今までに学んだ様々なヒーリング・セラピー・カウンセリングスキルを駆使しながら、体(ボディ)・心(マインド)・魂(ソウル)・霊(スピリット)の関係性を探求しています。

このブログには、わたしのライフスタイルを通して、わたし自身が”自然に生きて”いけるようになってゆくプロセスを綴っています。
体験したことを感じたままを表現している「人生という名の創造物」の記録でもあります。

白馬三山を映す八方池

ネイチャーセラピー

五感を使って自然と一体となるだけで、人は日ごろのストレスから解放されます。

Outdoor Activist歴30年以上の経験で培ったフィールド知識を活かして、安心して楽しく自然と触れ合うサポートをしています。

日本シェアリングネイチャー協会 公認ネイチャーゲームリーダーとして、ネイチャーゲームを取り入れた自然体験もご提供可能です。