今日の1枚。
選んだのはこの写真。
島根県に来ています。
目的は全国制覇達成のためだったんですが、旅している間にどうでもよくなっちゃって(笑)
それよりも、島根県の持つ歴史の古さに感動しています。
写真は日御碕神社の社殿の彫刻です。
現存している社殿は1644年に建てられたもの。
370年前のものです。
修繕はされてるのでしょうけど、美しさは創建当時と変わらないはず。
こういうものが残され保存されている日本人の心、それを守り繋いでいこうとする心。
島根県を旅していて、そんなものにたくさん触れています。
わがことながら、日本人て素晴らしいと思っちゃった。
どんな神社だって、最初からこんなに立派なものは少ないと思うのです。
どちらかといえば質素な造りだったんじゃないかな。
神様を敬い、拝み、祈り。
その意識を繋いでいく中でこういった建築物ができ、建物も同じように残され、引き継がれてゆく。
未来永劫。
鳥たちの鳴き声しか聞こえない、静かな神域。
岬にある美しい社殿を眺めていると「時間」という概念がなくなってゆくのを感じました。
あの頃も、今も、未来も、この空間にあるものは変わってない。
そんな気がしてきて、しばらくぼーっとしてしまいました。
どんないのちも輝いているよね。