今日の1枚。
今日は目をつぶって選んでみた。
これね、近くの山を歩いていて撮った写真なんだけど、面白い!と思ってシャッターを切ったの。
ここだけ切り取ると、蛇?
いやいや、ツル植物なんだけど、不思議でね。
横に延びてる細い枝に、ツル植物が巻き付いてるんだけど、よくもまぁ、こんな形にぐるぐると巻きつけたなぁと。
元々あったのは細い枝の方で、ツルは後から巻き付いてるはずなんだけど、太さがこんなに違う。
後から巻き付いたはずのツル植物の方が太いのよ。
ぱっ!と見た瞬間の違和感はそこだったんだねぇ。
ツル植物は成長が早いと言っても、この太さになるにはそれなりに時間もかかってるだろう。
同じ時間を経ても、いや、巻き付かれた方の木は、それよりも長い時間を生きてるにも関わらず、この細さ。
成長のスピードが違うといえばそれまでだけど、こういう違和感は大切にしたいのよね。
なぜなら、自分の中にある常識が覆る瞬間だから。
そして、こんなことは自然界じゃあたりまえ。
わたしの常識、考えの方が、普通じゃないのよ。
そう。
自分が常日頃から「あたりまえ」「普通」「常識」って思ってることは、そもそもそうじゃないんだってことに気づかされる。
自然からの学び、気づき、そんなものに「はっ」とできる感性は、磨き続けたいと思う。
しかし、面白いものに出会ったものだと思う。
タイミングがずれてれば、横に延びてる枝は成長が阻害されてたかもしれないし、下手したら折れてたかもしれない。
ここだけ切り取ってるけど、ツル植物は上に茂り、横に延びて枝はその先で青々とした葉を茂らせている。
成長の時間の違いにも驚かされたけど、、巻き付かれた枝の丈夫さにも感心する。
自然の中ってホント面白い。
どんないのちも輝いているよね。