公開前からかなり気になっていた映画 『劔岳 点の記』 を見てきました。
映画の公式サイトも一切見ず、まったくの先入観なしで見てきましたが、いやーすごい映画撮っちゃったんですね~
感心せずにはいられなかったです。
山中のシーンはすべてロケで、しかも順撮りとか。
私も劔岳には1度登ったことがあります。
天候の安定した夏に一般ルート(別山尾根)から。
劔岳登頂は剣沢(一般的にベースにする地点)を出てしまうとピークまで山小屋はなく、基本、日帰りしなければいけません。
ま、だから軽装でアタックもできるんですけど、テント装備担いであのルートはさすがにコワいです。
一般ルートといえど、途中には鎖場やハシゴ、切り立った岩場や、ここで足とられたら雪渓へ真っ逆さま、なんて場所もあって、緊張の連続。
まったく気の抜けないルートでした。
体力的にきついというよりも緊張感で疲れ倍増。
さすが”劔”だと思いました。
そんなルートをですよ。
俳優さん達が当時(明治40年頃)の装備で登っている姿を見ただけで、もう・・・
すげー
それしか言えなかったです。
もちろん現場までは最新装備で行っているとしても、撮影中は当時の装備なわけで、そんな装備で雪渓や岩場、さらには雪庇を歩くシーンには思わずハラハラ・・・:(;゙゚’ω゚’):
季節も錦秋の秋山から初雪、雪山(さすがに春山撮影だったみたいですが)、そして夏。
いくら春山といえどひとたび荒れれば凄まじい気象条件ですし。
長次郎役の香川さんなんていくら撮影用とはいえど、どう考えても背負いにくそうな背負子を背負い、わらじですよ。
わ・ら・じ!
もちろん4本爪のアイゼンはつけてましたけど、あの荷物で、あの足元で、雪の上!
香川さん、すごすぎ・・・!
ラストの方ではもう役者の顔ではなく、日焼けした真っ黒な顔は完全なる山屋の顔でしたね。
(※山屋:ひらたく言えば登山家のこと)
役者魂に頭が下がります。<(_ _)>
カッコよすぎです!!
映画館を出た後、開口一番。
メイキングが見たい。
帰宅して公式サイトを開いてみると・・・
ありました。

メイキング映像 『劔岳 撮影の記』

ヤバイですコレ。
監督はじめみなさんの熱意がひしひしと伝わってきます。
これだけのモノを撮影するには相当なサポート部隊があるとは思っていましたが、そのサポート隊のみなさんが延々と機材を担ぎ上げている姿には心動かされました。
すごいわ、ほんと。
ここまでくると、いいとかイヤだとかそんな次元じゃなくて、気持ちひとつですよ。
この映画を撮ってやるんだっていう思いが見事、太くひとつにまとまってなきゃできないです。
エンドクレジットにはね、「仲間たち」とあるんですが、そういう気持ちがなければこの作品はできなかったと思います。
撮っている間に自然とそういった気持ちにもなっていくでしょうし。
この映画に携わったすべての人たちの、ひとつの想いがずしんと伝わってくる。
そんな熱い映画でした。
折りしも今日7/13は、102年前、測量隊が劔岳登頂に成功した日であり、この作品の監督・木村大作氏の70歳の誕生日。
ただ地図を作る為だけに山に登り測量を続けた測量隊、そしてそれを黙々とサポートした長次郎やその仲間たち、そして、それを映画としてカメラにおさめた木村監督とそれを支え続けたスタッフ、俳優のみなさん。
偉業を成し遂げたみなさんに敬意を表します!
素晴らしい!!
公開中にもう1度は見に行こうと思っています。
今度はもっとじっくり、隅々まで。
劔岳を堪能してきたいです。
あーあ・・・
山 行きたい・・・
3,000mの稜線に行きたい
剱岳 最高!!

この記事を書いた人

みうら 雪絵

Nature Therapist / Healing Practitioner / Outdoor Activist / World Traveler / Nature Photographer

人間は地球に生きる多様な生物の一種であり、自然界(生態系)における”いのちの循環”の一部です。自然界との繋がりから離れて生きてゆくことはできない存在です。
自然界と繋がって生きることは、生きる力・生命の力の根源と繋がることだと思っています。

自然界(生態系)の一員としてこの地球に生きている意味を考え、自然の理を感じながら生きるとはどういうことなのか。
今までに学んだ様々なヒーリング・セラピー・カウンセリングスキルを駆使しながら、体(ボディ)・心(マインド)・魂(ソウル)・霊(スピリット)の関係性を探求しています。

このブログには、わたしのライフスタイルを通して、わたし自身が”自然に生きて”いけるようになってゆくプロセスを綴っています。
体験したことを感じたままを表現している「人生という名の創造物」の記録でもあります。

白馬三山を映す八方池

ネイチャーセラピー

五感を使って自然と一体となるだけで、人は日ごろのストレスから解放されます。

Outdoor Activist歴30年以上の経験で培ったフィールド知識を活かして、安心して楽しく自然と触れ合うサポートをしています。

日本シェアリングネイチャー協会 公認ネイチャーゲームリーダーとして、ネイチャーゲームを取り入れた自然体験もご提供可能です。