ちょっと前に、幸せって今自分が満たされていることを感じることなんだ って思ったことがあった。
でも、今朝その感覚をじんわり味わっていたら、ちょっと違う考えが浮かんできた。
何も考えず、ただただ今この瞬間の満たされた想いを味わう。
それを幸せだなぁって感じてた。
そしたら今日はなんだか、この瞬間は永遠に続くわけではないし、いつか別れの時のは必ずくる。
そんな考えがふっと湧いてきて、涙が溢れてきた。
この涙は何?
今ここにある至福の時を手放す怖れだった。
この幸せな時間をいつか失う喪失への怖れだ。
とは言っても、それは必ずやってくる。
いつかはわからないけど、この身体を離れる時は必ずやってくる。
肉体は永遠じゃないからね。
その時、こうやってまた家族に囲まれて、幸せな感覚に満たされたいなぁ なんて思ったけど、肉体を失ってしまったら、それも伝えることができない。
そっか。
この身体があって、言葉を発することができて、身体を動かせることも“幸せ”なんだ。
想いを伝えること、行動することって、身体がなきゃできないもん。
“今この時”しかできないことなんだ。
身体を離れる時はいつ来るのか。
そんなもんわかるわけない。
だったら、感じたその時、その場で、想いを言葉にして、身体を動かして表現していかなきゃいけないんだ。
想いを伝えられること、行動できること、そのための時間を与えられていることって「幸せ」なんだな。
そう思ったら、今日という日が愛おしくなった。
一瞬一瞬を大切にしていきたい。
先送りや、「後で」「いつか」なんて言ってるヒマがあったら、動け!だ。
身体が動く時間、肉体がある時間を粗末にできないな。
そして、生かされていることへの感謝の気持ちしかないのだ。