2016年4月20日 小田和正さんのALL TIME BEST ALBUM「あの日 あの時」が発売になりました!
まさかこのタイミングでアルバムが出るとは予想もしておらず、発表になった時は大慌てしました。
アルバムが出るってことはツアーもやるってことなので、心の準備ができてない。。
慌てて年間スケジュールをツアー仕様に脳内リセットしましたよ。
なんでこのタイミングなのか。
会報誌でチラリと書かれていたのは「ボチボチやりたいなぁ」というお気持ちは以前からあったとか。
ソロになってからのベストアルバムやセルフカバーアルバムは何枚かあるものの、オフコース時代からの全作品から選ばれたアルバムは初めてのこと。
ファンとしてはどんな曲が入ってくるのか、製作の進捗状況を固唾を飲んで見守っておりました。
過去レコーディングされたものを単にピックアップするだけではなく1曲1曲丁寧に選曲しているとか、楽器やコーラスを録り直しているとか、新たにレコーディングし直した曲もあるとか、そりゃもう聴いてみるまで、どんな風に仕上がっているか楽しみでしかたありませんでした。
歌詞ブックレットには「あの頃」の小田さんの姿。
いざ手にして聴いてみて、DISC 1の2曲目でアドレナリン出まくり!
なんとアコースティックな「眠れぬ夜」!!
耳にタコができるまで聞きこんできた数々の曲ですが、新鮮だ~
ファンにこんな想いをさせてくれる小田さんの熱い想いを感じました。
ライブ音源を元にしている曲も多く、聴いているうちにライブの臨場感を思い出し、やがて「あの日 あの時」の感動が広がっていきました。
タイトルそのものですね。
まさに「あの日 あの時」の記憶がまざまざと呼び起こされる「小田史」そのものです。
このアルバムに収録されなかった曲も同時に思い起こされて、そのアルバムを聴いていた頃に瞬時にタイムトリップできてしまう。
ほぼ発表年順に並ぶ曲順が、時を追うように自分史を見せてくれる。
ファンとして小田さんと一緒に歩んできた日々を熱く思い出せる。
そんな第一印象でした。
極めて個人的な感想を言えば、一番濃厚に聞きこんでいた1984年から1990年の曲が少ないのが残念。
4人のオフコース、ソロ活動をはじめた頃でもあるので、小田さん的には選曲に悩んだのかもしれない。
「空が高すぎる」「誇れるのはたゞ」「ためらわない迷わない」「あの人に会える」あたりを今の小田さんに歌ってもらいたいという願望もあるからなおさらなんだけど。
まぁこのあたりは今後の小田さんに期待しようっと♪
CDショップ店頭では、小田さんご自身による「全曲解説リーフレット」(非売品)がいただけました。
アルバムに収録したひとつひとつの曲への想いがインタビュー形式で綴られていて、これを読むだけでもいいですね。
このリーフレットはアルバムを購入しなくても入手できます。(数量限定)
ショップ店頭で探してみてくださいね。
このアルバムはシャッフルせずに、収録順に聴くのもいいし、聴いてみたい曲からランダムに聴くのもいい。
「オフコースを聞いていた人」から、「オフコースて何? 小田さんなら知ってる」「小田和正って誰よ?」な方まで、オフコースの歌を懐かしんで聞くもよし、小田和正 入門編としてもいい。
小田さんてこんな感じの歌も歌うんだという新鮮味もあると思う。
なにせ1973年のファーストアルバムから2016年の新曲までの50曲。
「これ、耳にしたことがある!」が、きっとあります。
初回仕様限定盤には特製ギターピックつき。(「あの日 あの時」「君住む街へ」の2バージョン)
小田さん直筆の「あの日 あの時」の文字、いいわぁ~
3枚組、50曲入り、こんなに丁寧に作られたアルバムが¥3899は、小田さん太っ腹すぎる!
お得なんてもんじゃありません。
買わなきゃ損なレベルでしょう。
食べ物に例えたら、北海道産のとれたて生ウニといくらがご飯よりたくさん、見えないくらいに盛られてるのにワンコイン500円!ぐらいの感覚です。(どんな例えだ(笑))
ちなみにiTunes Storeで1曲は¥250。
50曲全部で¥12500です。
CD3枚組 ¥3899。
是非、聞いてみて欲しいな!