子供との間に感じた「相互信頼」 アドラー心理学を学びはじめて8ヶ月の喜び

森

2015年1月、小倉広さんの著書『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』を読んで、アドラー心理学に出会いました。
とても面白い!と感じてもっと知りたくなり、2月からアドラー心理学を学びはじめました。「勇気づけ勉強会」「SMILE – 愛と勇気づけの親子関係セミナー」「アドラー心理学ベーシックコース」「STEP(Systematic Training for Effective Parenting-子育てに有効なトレーニングシステム)」と4つの講座を受けながら実践しはじめて8ヶ月、子供から「信頼されている」と感じることが最近あったのです。

学び、実践しはじめて、子供は明らかに変わった

学びはじめた2月、中2学年末テストを控えたわが子に少しはヤル気を出して欲しいと、それまであまり言ってこなかった勉強の話をするようになりました。部活で疲れて何もしない子供に向かって、声を荒げてしまうこともありました。
「そんなんでいいの? 来年は中3だよ?! 受験生だよ!!」
今から思えばうっとおしかったでしょうね。
「なんで急にいうんだよ!」「うるせー!」
優しい子なので言葉に出すことはなかったですが、それくらいは思っていたでしょう。だんだん話を聞かなくなり、聞く態度も悪くなっていったので、「聞きたくないんだなぁ」とは感じていました。
それまで反抗期らしいこともほとんど感じなかったのですが、この頃から態度もそれらしくなり、その態度にこちらもヒートアップすることもままありました。「それが人の話を聞く態度?!(怒)」
まぁ、よくある中学生の家庭だと思います。

おしどり

それを「勇気づけ勉強会」を受講しはじめてから腹を括り、私自身の行動を変えました。
私だったら今の私が言っている言葉を親から聞きたくない。
「勇気づけ勉強会」の第6章のワーク「悪魔のささやき・天使のささやき」がものすごく自分に効いたのです。

親が「勉強はやったの?」と促せば子供は勉強するでしょうか?
中学生ともなれば勉強しなくてはいけないことは十分わかっているはずです。親が言わなくても、先生に言われ、テストをすればそれは結果として明白になるのですから。さらに家に帰ってからも親に言われる。
私なら明らかに反抗していましたね。
それを学びから気づくことができたのです。
それからは、子供には自分でやっていく力はあると信じ、勉強のこと、受験のことは言わないと決めました。言いたくなってもその言葉を飲み込み、聞かれた時だけIメッセージで想いを伝えました。

私が何も言わないから勉強しなくなった、ではなく、自分から「宿題は学校でやってきた」と自己申告するようになり、いまではテスト勉強の計画もあれこれ話してくれるようになりました。8ヶ月前は見せてと言っても見せてくれなかったのに(笑)
泣いて「絶対行きたくない!」と言っていた塾も、自分で行きたいところを選び、楽しそうに通っています。

子供を変えようとすることをやめて、私の行動を変えただけで、こんな変化が起きています。

やったことは3つ 「尊敬」「信頼」「共感」

自分の価値観を子供に押しつけない=尊敬

人の価値観はさまざまです。それは大人だけでなく、子供も同じ。わが子だからと言って、自分と同じ価値観を持っているとは限らないのです。子供はその子自身の考えを持ち、どうしたい という意思があります。ひとりの人として命の重みに年齢や性別、役割などは関係なく、その尊厳に違いはないのです。存在するだけで素晴らしいのです。なので、わが子を親の所有するもののように扱うのやめました。「こうしたら」「こうした方がいい」「それが普通」と私の価値観を押ししつけるのをやめました。

否定せず聴く=共感

子供と話をしているとき、真剣に聴くようにしました。片手間に聞き、生返事するのをやめました。聴ける状態にない時は、今はその状態でないからと話し、後からゆっくり聴くようにしました。

信じて見守る=信頼

簡単そうに見えて、一番難しいと感じています。この子は自分でできるのだ と無条件で信じられるようになるまで時間がかかります。今でも不安にかられ、ついつい口を挟んでしまいます。それでも、その時々自分に言い聞かせています。「自分でやれる力は持って生まれてきたはず!」 信じることは耐えることでもあります。

親の方が「より先に」「より多く」を実践したからできた相互信頼

学んできた中で、何度も出てきたのが「親の方がより先に、より多く信頼・尊敬する」ということです。
子供を無条件に信頼しはじめ、その言葉に耳を傾けることを続けて8ヶ月、子供から「お母さんには何を言ってもいいのだ」という信頼を感じることがありました。8ヶ月前は、時には親VS子のような会話もあったのに、私を信頼して本音で想いを語ってくれたのです。聴いていて親というより、親友のような心持ちでした。
「君ならできるよ、そう信じてる」と心の底から素直に言うこともできたのです。
こんな想いをすることができるなんて、もっと大人になってからかな・・・と思っていたので、喜びはひとしおでした。

受験を前に、どちらかと言えばイライラする時期だと思いますが、まさか子供とこんな関係になれるなんて想像もしていませんでした。これからは心の底からわが子を信じ続け、見守ることができそうです。
これもアドラー心理学を学び続けてきたおかげなんだと思っています。

「勇気づけ勉強会」を開催できるようになりました

私が実践していることはアドラー心理学の「勇気づけ」の一部です。
やってみたこと、挑戦中のこと、まだやっていないこともあります。一緒に学んでいけるよう「勇気づけ勉強会」を開催できるようになりました。まだどんな形で実施しようか考え中ですが、大好きな森の中で自然の力を感じながら開催できればなぁと考えています。その時が来たら、このブログで告知をしようと思っています。
アドラー心理学の「勇気づけ」って何?  何なの??と興味を持たれた方がいらしたら、個別にお話しもできます。
「勇気づけ」は親子関係だけでなく、上司・先輩との関係、部下・後輩との関係など、人間関係に広く応用が利きます。前職時代にこれを知っていたら後輩育成も随分と違っていただろうと今でも思います。
「勇気づけ」をベースにお話しを聴くこともできるので、コメント欄、Facebookメッセージやお問い合わせフォームなどからお気軽に連絡してくださいね。

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