アタマの中がいろんな考えでいっぱい!になってる時、思考が突っ走ってる時こそ瞑想すると、わずか5分でもアタマの中が静まります。
瞑想っていうと仏教の修行みたいなイメージもありますが、「呼吸の瞑想」は誰にでもできるシンプルなものです。
アタマであれこれ考えていることは日常的で、その考えで自分の行動を迷わせてしまっている感覚があるんですよね。
ティク・ナット・ハン師を知り、瞑想を実践するようになってから、瞑想で「考えること=思考」が静まることを体感しました。
だから「あー!思考が走ってるー!」「アタマの中が騒がしー!」と感じた時には実践するようにしています。
瞑想には様々な方法がありますが、「呼吸の瞑想」は自分の吸う息、吐く息に注目するだけのシンプルな方法です。
ただ呼吸に注目していても、思考が走ってしまうことがあるので、私は数を数えています。
12で吐いて、6で吸う、そして6止める。
目は閉じます。
最初は苦しくて短くなったり、乱れたりしますが、そのたびに「呼吸にだけ」意識を向けてやり続けます。
実は呼吸が浅い時には、思考が走ってるんですよね。
これはやってて気がつきました。
他へ意識がいったら、また呼吸に意識を戻す。
数えながらただ呼吸するだけ。
やがて時間がどれだけ経ったかもわからなくなってきます。
座りながらやってるとたまに寝てるように感じているような感覚の時もありますが、そっと目を開けると自分が静かになっているのがわかります。
最初はタイマーで5分でいいと思います。
5分でもスッキリしますよ。
私はその日の気分で、もっと長くやったりもします。
瞑想の後、自分が静かになったなぁと思った時に、ふっと降りてくる言葉も大切にしています。
そして、その言葉をじっくりかみしめて、ノートに書き留めておきます。
この静まった後の言葉だったり、思いだったりは潜在意識からのメッセージだと思うんですよ。
だからたまに読み返せるように、その言葉や想いを残しています。
さらに、OSHO禅タロットカードを引いたり、お気に入りの本をパラパラしてからパッと開いたページを読みます。
このカードや本からのメッセージが、湧いてきた言葉と結構シンクロするんですよ。
最近は、岡部明美さん著「戻っておいで私の元気」や、バイロンケイティさん著「タオを生きる」からの言葉が響きます。
どんなに忙しくても5分ちょっとで静かになれます。
アタマの中がいろんな考えでいっぱいになってる時こそ、呼吸の瞑想してみませんか? オススメです。
▼ 心理セラピストの師匠、岡部明美さんの「戻っておいで私の元気」
▼ バイロン・ケイティさんが老子(タオ)について書いた「タオを生きる」