映画「SONG OF EARTH」を見てきました 😊
映画は「これ 見たい!」と思ったものしか見ないし、映画館に行くこと自体が年1回あるかどうかなんだけど、珍しく「映画館で見たい!」と思った映画でした。
理由は「この映像と音は映画館でしょ。」と予告を見て思ったから。
圧巻の映像美。大画面で見てよかった
予告を見て、そう思ったとおり、映画館の大画面で見て大正解でした。
最新の機器を駆使したであろう美しいフィヨルドや氷河の映像の数々。
マクロで撮ったであろう氷河内部の繊細なアップから、フィヨルドの上空から撮った雄大な景色まで。
水中映像や空撮もあり、ありとあらゆる角度、高度、画角から撮影されていて、それはそれは壮観でした ☺️
特にドローンを駆使したであろう空撮映像の迫力やスピード感は凄かった!
これはドローンにした撮れない映像だなぁと思いながら、自分がドローンに乗っているような、ドローンが自分の目であるような錯覚に陥った。
氷河の末端から、舐めるように氷河すれすれを飛び、氷河の様々な姿を映しながら、やがて氷河上部の大氷原に至るところは、まるで自分が一羽の鳥になり、氷河に沿って大空に向かって一直線に飛び出していくような、今まで体験したことのない、なんともいえない感覚になった。
氷河を遡っていくスピード感と、大氷原の上を優雅に舞うような映像から、フィヨルドの底にいては決して見れない景色と雄大な広がりに圧倒されたなぁ。
いゃぁ。これは家のTV画面やパソコンのディスプレイで見ていては得られない迫力でしたね。
映画のリーフレットによれば、総勢9人のカメラマンによって撮影され、スクリーンへの没入感を体感できる撮影手法は数々の映画祭で高く評価されたそうだ。
うんうん。
わかる。
この没入感すごいよ!
だって自分がそこにいて、その光景を見ているような錯覚を何度も体験した。
これは映画館で見なきゃダメなやつだよね。
そして、ドキュメンタリー映画ということもあるだろうけど、CGらしいとわかる映像は皆無。
あったとしても全然わからないレベル。
今やこういった加工は当たり前なんだろうけど、これってすごくない?
被写体がそうだからかもしれないけれど、映像すべてに”自然さ”があふれていた。
偽りのない自然な姿が映し出されていた。
映像全体に作為的な部分は全く感じられなかった。
書いて、改めて考えてみると、これ自体も凄いことなんじゃないかな。
カット割やつなぎ方もすごく自然だった。
テクニカルな工夫を感じる。
動画撮影に興味を持つ者として、繰り返し見て復習したくなる。
ただ美しいだけじゃない。
被写体が美しいのだから、ある程度美しく撮れるのは当然として、それをどれだけリアルに感じさせることができるか。
あれこれ考えるとますます凄い・・・
圧倒される。
この映像を見るだけでも、映画館に足を運ぶ価値は充分あるね。
(映画自体にそんなに興味をもたない私が言うのだから(笑))
ということで、まずは想像したとおり映像に感動したので、その感想。
感想はまだつづきます・・・
公式サイト→ 映画「SONG OF EARTH」