12月を前に2016年のプランニング・レビューの仕組み、週次・月次レビューのやり方、仕組みを立て直しをしています。
ラビング・プレゼンス ワークショップからはじまって、あけみちゃんのびわ湖3dayワークショップ、ツナゲルアカデミー定例会を絡めた東京3days、その間に守屋山ハイキング、ライブ3連チャンなど、外出続き、盛りだくさんの11月も落ち着いて、師走、そして2015年末が見えてきたからですね。

自分の身の丈を信じていなかった、背伸びしていたことに気がついた

あけみちゃんのびわ湖3dayワークショップを終えてから、「素直な自分をそのまま出してもいい」という自己承認ができるようになったのと共に、何事もまっすぐそのまま受け取れることもできるようにもなりました。「ありのままを受け容れる」ことが自然にできています。なので、受け取る時にジャッジをすることがなくなりました。

それは自分のことも同じで、ありのままの自分を見た時、「そうじゃない」「こうでなきゃ!」「いやいや、できる!」といった判定をしなくなりました。ひとことで言えば、自分を客観視、俯瞰した時に否定も過信もしなくなったと言えばいいのかな。

つまり、「できないこと」はできないよね、「やれないこと」はやれないよね、ムリだよね、とそのまま受け容れることができています。
自分ができない、やれないという現実を受け容れることが今までできなかったんですね。
「私にはできる!」と背伸びしたり、過信してたんですよ。そこに、苦しさや痛みがあったから。
できない自分を認めたくなかった、自分はできることにしたかった。アタマ(理性)でそういうことにしていたんです。
今はその理性が働かず、ありのままの自分を素直に受け容れることができています。

どういことなのか時間管理の話にしてみましょう。

1日は24時間じゃなかった

1日のプランニングをする時、私の1日は24時間ではありませんでした。
1日が24時間であることを無視したプランニングをしていたんです。

タスク管理に「たすくま」というiPhoneアプリを使っています。
「たすくま」はタスクシュート式という時間管理もタスク管理もできる方法のiPhoneアプリ版で、使いはじめて4年目になります。(「たすくま」がリリースされる前はExcelで動く「TaskChute2」を使っていました)
1日24時間をどう使うかを可視化できることに魅力を感じています。もちろん他の方法にはない魅力もいっぱいありますが今回は割愛。

「たすくま」ではタスクの見積時間を積算し、1日のタスクを終えるのにどれだけ時間がかかるか、終了時間が何時なのかを時系列で見ることができます。
今までは、この積算が24時間を超えるようなプランニングをしても、「やらなければならないこと」はやらなければならないから「何とかやる」んだ!、「先送りするのがイヤ」と、そのままタスクリストに残したままにしていました。
ところが、コレがアカンのだと、ようやく気づきました。

負のスパイラルを自ら作り出していた

タスクひとつひとつの見積時間は過去の実績時間から出しているので、実時間との差はほとんど出ません。それは長年の記録から明らかです。なのに、その見積時間の積算を無視して、24時間でなくても、その日のタスクすべてを1日のリストに残したままにしていました。そう、はじめからできないタスクリストを作っていたんです。

「できない」、実現不可能なタスクリストですから、やり残しが出ます。当然ですね。予めわかっているんですから。
それでいいと思っていたんです

でも、
やり残す

先送りする

タスクが溜まる

時間管理できない

それがあたりまえ

「できない」のがあたりまえ

「できない」のが自分。。。

なに、この負のスパイラル!

気づいてビックリしましたよ。

こんなこと続けても「できる」自分になれるわけなじゃん!

最初がそもそも間違ってますね。
「たすくま」は1日でできないことは「できない」とちゃんと教えてくれてるわけですから、それをそのまま受け容れておけばいいんです。
精神論で「何とかやる!」と思っても、1日が25時間、30時間になるわけじゃない。
「先送りするのがイヤ」なんていう感情でタスクが消化できるわけがないんですよ。

それをようやく自分の内から理解できました。
今までもアタマではわかっていたんですよ。いろんなところで見聞きしてるから。
でもアタマでわかってはいても、できていなかった。
アタマで「そんなことわかってるよー」でも、心がついていってなかったんです。私の気持ちがそれを許せなかったんですね。
『いや、違う!できるはずだ!』そんなことを、気づかない自分の深いところで思っていたんでしょう。
できない現実、ありのままの自分を「心」が受け容れ拒否していたんですね。

ありのままの自分を受け容れると、プラスのスパイラルが作れる

今は「できない」ことはできない、「やれないこと」はやれない、とまっすぐ受け容れることで、
そうか、できんのか

ならば今日はこれだけのタスクなら「できる」かな? どうすれば「できる」ようになるかな?

あれこれ調整してみる

24時間で「やれる、消化できる」タスクリストができあがる

実際にできる!

もし、ここでできていなくても、
途中まで「やれた、消化できた」

少しは進捗したじゃん!

残りだけをやればいいんだ

いつやろうかな♪
とプラスのスパイラルを作り出すことができるんです。
カモ

この「できないこと」をできない と、ありのまま受け容れる。
これが抵抗なくできる=心の引っかかりがないことって何気に凄いことだと思うのです。

自分のなりたい姿と「今」の差を縮めていくためのプランニング&レビュー

「なりたい自分」になるために、今の「ありのままの自分」との差を縮めていくためのプランニングであり、レビューです。
今の「ありのままの自分」を受け容れることは、「なりたい自分」との「差」を受け容れることと同じです。
その「差」を年単位、月、週、日、時間の単位まで細かく砕いてタスクにする。それを日々消化していくことで「なりたい自分」に少しずつでも近づいていけます。
今の「ありのままの自分」を受け容れて、「やれないこと」は最初からプランニングせず、ムリなくタスクを完全消化して、「なりたい自分」に近づいていく。その土台がやっとできたんだと感じています。

この他に「たすくま」の「プロジェクト」を変更したり、理想の1日を考え直したり、プランニング&レビューのツールを決めました。
これらについては別の記事に書きますね。

この記事を書いた人

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みうら 雪絵

Nature Therapist / Healing Practitioner / Outdoor Activist / World Traveler / Nature Photographer

人間は地球に生きる多様な生物の一種であり、自然界(生態系)における”いのちの循環”の一部です。自然界との繋がりから離れて生きてゆくことはできない存在です。
自然界と繋がって生きることは、生きる力・生命の力の根源と繋がることだと思っています。

自然界(生態系)の一員としてこの地球に生きている意味を考え、自然の理を感じながら生きるとはどういうことなのか。
今までに学んだ様々なヒーリング・セラピー・カウンセリングスキルを駆使しながら、体(ボディ)・心(マインド)・魂(ソウル)・霊(スピリット)の関係性を探求しています。

このブログには、わたしのライフスタイルを通して、わたし自身が”自然に生きて”いけるようになってゆくプロセスを綴っています。
体験したことを感じたままを表現している「人生という名の創造物」の記録でもあります。

白馬三山を映す八方池

ネイチャーセラピー

五感を使って自然と一体となるだけで、人は日ごろのストレスから解放されます。

Outdoor Activist歴30年以上の経験で培ったフィールド知識を活かして、安心して楽しく自然と触れ合うサポートをしています。

日本シェアリングネイチャー協会 公認ネイチャーゲームリーダーとして、ネイチャーゲームを取り入れた自然体験もご提供可能です。